建設の進まないメガソーラー・プロジェクト案件を日本全国で解決

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グリーンパワーキャピタルは、プロジェクトが進んでいないメガソーラー案件を法的、技術的な面から迅速に評価し、原則一週間以内にプロジェクト買取りに関する提案を行う。GPCはプロジェクトの権利を買い取り、開発資金の提供、リーガル/テクニカル・デューデリジェンスから建設までのトータルサービスを提供する。発電所の建設後、完成した発電所は最終投資家に移管する。

停滞案件を稼働させる手腕に注目

グリーンパワーキャピタル(GPC)は、デベロッパーに資金調達から、EPC、最終投資家との売買契約に至るまでのトータルサービスを提供。ソーラー・プロジェクトに息を吹き込み、メガソーラーを次々と稼働させる同社のビジネスモデルに注目が集まっている。

同社は、設備認定や系統連系の承諾は済んでいるが、資金面やEPC業者の進行などの状況により着工が停滞している案件に対して、最終投資家とのパートナーシップによる開発・建設資金の調達に加え、エンジニアリング・調達・建設もサポート。さらにGPCは、デベロッパーにとってより良い価格で買い取る。2012年の東京事務所の開設以来、GPCは10MW以上の大型発電所を中心に20件以上のプロジェクトを手掛け、合計で200MW以上のプロジェクトの取得契約締結に至っている。固定価格買取制度下での総容量300MW建設を目標としているが、すでにその数字を突破することは確実とみられている。

発電所案件をより良い条件で買取り

ディック・タルバート CEO
ディック・タルバート CEO

ディック・タルバート CEOは「当社は米国、カナダ、ドミニカ共和国などで30年間にわたりソーラー事業に取り組み、豊富な知識・ノウハウを蓄積しています。そうしたノウハウは、低いIRRでも利益を生み出す仕組みを可能としております。加えて長期安定志向の投資家による豊富な資金力を活かし、完成した発電所の多くは、市場価格より高い価格で買い取らせていただき、双方がWin‐Winとなる取引きを実現します」とGPCの強みを語る。


高崎 道明 日本支社長
高崎 道明 日本支社長

高崎 道明 日本支社長も「太陽光発電所プロジェクトの大半においてプロジェクトファイナンスが障壁となっています。金融機関から融資を実現するには設備認定、系統連系の契約締結及び土地契約だけでなく、適正な技術設計、計画策定および各種許認可の取得が必要となります。当社は、土地の権利関係や、林地開発などに必要とされる許認可を審査する技術的および法的な審査業務を提供することにより、資金調達、発電所建設のお手伝いをいたします。また、発電所の資産価値を向上させるため第三者機関と提携し、技術報告書も作成。デベロッパー様の満足のいく価格でパートナーである投資家に売買する支援も行っています」とGPCのノウハウを活用するメリットを説く。

パートナーシップを組むEPCは大手建設会社、投資家は大手の金融機関であることも、デベロッパーからの信頼感を獲得する上でGPCの強みとなっている。「低いIRR(利益率)でも積極的に再エネ事業拡大に挑む投資家とのパートナーシップと、開発および建設コストを大幅に削減する当社のノウハウにより、これからも高い買取価格を実現していきます。また、今後弊社の総合力を活かし、大型の系統連系済のプロジェクトが流通するセカンダリーマーケットでも、優良案件を投資家に紹介していきたいと考えています」(ディック・タルバートCEO)

【グリーンパワーキャピタルについて】
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