2030年の電源構成案を読む 再エネは22~24%など適切か?

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経済産業省は4月28日、2030年のエネルギーミックス(電源構成)について、原子力を20~22%、再生可能エネルギーは原子力を上回る22~24%とする案を発表した。しかし再生可能エネルギーのうち、自然条件によって出力が大きく変動する太陽光は7%程度、風力は1.7%程度とし、太陽光・風力の割合は合計で8.7%程度に抑えた。

原子力より再エネの割合を多くした点や電力コストの削減を図った点など評価する声がある一方、「脱原発に逆行する」「再エネを多く見せた数字のマジック」など非難する声もある。そこで2030年の電源構成案について改めて見てみたい。

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