電力自由化・地域エネルギープロジェクト研究員 村井哲之の実践日記

(第3回)プロジェクトの着想からアライアンス、ビジネスモデルの構築まで

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電力自由化・地域エネルギープロジェクト研究 第3期研究生の村井 哲之氏が、プロジェクト研究という場を通して「何を学び、何を考え、何を実践し、何を得たか」を書き連ねるライブコラム。一人の研究員の眼を通し、教授陣や外部講師である企業経営者、同期研究員との出会い、研究員同士のリアルなビジネスアライアンスにより、単なる絵空事でしかなかったビジネス構想が夢の実現に向かって形作られる様を描く。前回に続き、第3回目の今回はビジネスの着想を得たエピソードを引き続き紹介する。

2016年4月からの食品スーパーマーケットにおける低圧(家庭)向け電力の店頭での販売によるお客様サービスの充実、及び、ロイヤルカスタマー化の具体的なビジネスモデルについては、年初のセミナーに参加したのがお客様の現場電気設備の担当責任者で、彼自身も当時は電力自由化に対する十分な知識を持っていたわけではなかった。また、その話を聞いた経営トップも同じ状況であったために、詳細な仕組みまではわかりませんでした。

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