風力発電 大量導入への道

コペンハーゲン日記(電力自由化の本場から)

  • 印刷
  • 共有

この原稿はコペンハーゲンの王立図書館で書いています。今回の欧州出張では各都市を転々とする合間にコペンハーゲンで週末ぽっかり時間が空いてしまいました。まあこの街は何度も来ているので今更観光でもないし(それに寒いし雪も舞ってるし!)ということで、ノートパソコンを持ち込んで一日中図書館で過ごしました。街の喧噪から遮断された歴史的な建物の中で書き物をすると、なんとなく思索に耽ることができていいですね。

今回デンマークに来たのは、いくつかの大学や会社を訪問し情報交換や聞き取り調査(インタビュー)をするためでしたが、一連のインタビューの中で「電力市場」について興味深いお話を伺いました。前回前々回と「そもそも自由化された電力市場とは?」というテーマで、日本では未だ電力自由化が完成していないため一般消費者だけでなく事業者ですら「電力市場」というものがイメージできない人も多いのでは、ということを書きました。電力自由化が進んでいるデンマークでは、実際にどのようになっているのでしょうか。その一面をのぞいてみたいと思います。

続きは有料会員登録後にお読みいただけます。

  • オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 登録月(購入日~月末)は無料サービス
  • 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
  • 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
月額
1,300円(税込)
年額
15,600円(税込)

関連記事