ハイブリッド車とは

ハイブリッド車

ハイブリッド車とは、主にエンジンとモーターを組み合わせて走行する車を指す。状況に応じて、個々に、あるいは同時に作動させる仕組みになっている。ハイブリッド車のシステムには、シリーズ方式、パラレル方式、シリーズ・パラレル方式の3種類がある。

シリーズ方式:エンジンを発電のみに使用し、モーターだけで走行するもの。エンジンを搭載していなければ電気自動車に近い。三菱ふそうのエアロスターなどが採用。
パラレル方式:エンジンとモーターを併用して車輪の駆動に使用する方式。モーターはエンジンのサポートとして使用される。ホンダのインサイトやシビックなどが採用。
シリーズ・パラレル方式:発進・低速時にはモーターのみで駆動し、通常走行時はエンジンとモーターで駆動する方式。 動力分割機構が、エンジンからの動力を車輪駆動と発電機の駆動へ効率的に分割する。トヨタのプリウスなどが採用。


メリット

・低速域や発進時など、エンジンの燃費効率が悪い場合にモーターを使用するため、燃費が向上する。
・エンジン負荷が低減されるため、排出ガスが少ない。
・既存のガソリンスタンドなどのインフラを利用できる。


デメリット

・動力源が複数あるため、システムが複雑になり、車体が重くなる。
・高性能な大型バッテリーが必要。


今後の動き・展望

様々なエコカーの開発が進んでおり、今後は電気自動車やプラグインハイブリッド車、燃料電池車などが市場投入される。しかしこれらの車は価格が高く、インフラも未整備のため、普及には時間がかかると考えられる。よって、それまではエコカー=ハイブリッド車として主にガソリン車からの代替が進み、市場を形成していくと予想される。
具体的には、2010〜2011年にかけてホンダやトヨタが新たなハイブリッド車を発売。ホンダは2010年2月26日にハイブリッド車「CR-Z」を発売し、同年中に「フィット」のハイブリッドモデルを市場投入する予定だ。トヨタは、2011年に「ヴィッツ」をベースにした小型ハイブリッド車を発売する。2012年〜2013年には、日産やマツダがハイブリッド車を投入する計画だ。更に米フォードも、ハイブリッド車の開発を進めている。
富士経済の調査結果によると、2009年度の世界市場規模は2008年比1.3倍の約68万台、2020年度には同7.6倍の375万台に拡大する。


ハイブリッド車の参入メーカー

プリウス トヨタ
インサイト ホンダ
アルティマ ハイブリッド 日産自動車
スバル ハイブリッド
ツアラー コンセプト 富士重工業(スバル)
ハイゼットカーゴ ハイブリッド ダイハツ
マツダ
フォード
メルセデス・ベンツ
エルフ ハイブリッド いすゞ自動車
日野レンジャー ハイブリッド 日野自動車
エアロスター エコ ハイブリッド 三菱ふそうトラック・バス

現在、発表されているハイブリッド車についてはこちら→「ハイブリッド車 一覧



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