サカタのタネが販売する花苗「サンパチェンス」に、「サンパチェンス 斑入りホワイト」「サンパチェンス ローラ」の2品種が新たに加わった。サンパチェンスはツリフネソウ科インパチェンス属の種間雑種として同社が開発した。名前の由来は、「Sun(太陽)+Patience(忍耐)」で「サンパチェンス」。その名のとおり、夏の強い日ざしに耐え、風雨にあたっても花が長持ちする。生育も旺盛で、露地植えにすると高さ約1mもの大株となり、花径約6cmの大ぶりの花を咲かせる、たくましく美しい植物だ。

サンパチェンス
実は、このサンパチェンスの優れた点は他にもある。それは、「環境浄化植物」として注目されていること。
一般的に植物は光合成をしてCO2を吸収する。だが、東京大学 農学博士の浦野 豊氏との共同研究で、サンパチェンスのCO2吸収能力が他の植物に比べて極めて高いことが実証された。吸収能力を発揮するのはCO2だけではない。自動車の排ガスに含まれる二酸化窒素やシックハウス症候群の原因物質ホルムアルデヒドまで吸収するのだ。その吸収能力は、従来の園芸植物と比較すると、CO2が4〜6倍、二酸化窒素が5〜8倍、ホルムアルデヒドは3〜4倍。
さらに、サーモカメラを使った実験では、夏の高温時での、サンパチェンスの「打ち水」効果による気温降下能力も認められた(共同研究:浦野豊博士、独立行政法人農業環境技術研究所)。
植物は限られた水分を効率よく蒸散させて自分の体温を下げる仕組みを持っている。葉陰で冷やされた空気が風や対流で拡散すると、植物周辺の温度は気温よりも下降する。つまり、裸地に水をまくよりも植物が植えられている所に水をまいたほうが、持続的で効率のよい気温降下が期待できるというわけだ。サーモカメラによる打ち水効果の実験では、インパチェンスやベコニアの表面温度が、地面より6〜7℃低かったのに比べ、サンパチェンスは10℃以上降下した(2007/8/17 温度計34℃、実験圃場の表面温度約42℃という環境下で計測)。
環境浄化、ヒートアイランド現象の緩和まで期待できるサンパチェンスは、「次々と花が途切れることなく咲き、半年間も花が楽しめる」「来年も植えたい」と、顧客の評判も上々のようだ。

サーモカメラを使った実験結果
・エコフエルト製「プレタ ランドリーバッグ」/キュービスト
・RNIP&OSD注入工法/富士化水工業
・簡易廃水処理キット/ユー・イー・エス
・環境浄化植物「サンパチェンス」/サカタのタネ
・特殊ウレタン樹脂の地盤改良工法/アップコン
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