太陽ケーブルテックは、太陽光発電用ケーブルにおいて、先に取得していた日本の電気用品安全法の規格と米国のUL854/UL44に加え、2009年中に欧州のTUVと米国のUL Subject4703の規格を取得、2010年度から全世界向けに販路を拡大する。

太陽光発電用ケーブル
ケーブルの生産拠点は中国・華南の東莞に置いた。中国での生産は、製品コストを抑えられるというメリットがある。だが、同社が中国を選んだ理由はそれだけではない。中国には、日本企業をはじめ欧米各国の太陽電池関連企業が集積しており、そこに拠点を置くことで、輸送コストを抑えて各国パネルメーカーに商品を売り込むことができる。効率的に販路拡大が望めるというわけだ。
さらに、2009年7月に中国政府は、太陽光発電事業に対する大型補助金制度を実施する方針を打ち出している。2〜3年後には500MW以上の太陽光発電試験プロジェクトを立ち上げる計画もあると言われている。現在、中国にはまだ太陽光発電の規格がないが、近い将来、中国で爆発的な太陽光発電ブームが起こる可能性は十分に考えられる。
太陽ケーブルテックは生産設備として東莞の工場に被覆材押出機を2台導入して月産120万mの製造能力を確保し、2010年度から本格稼動を開始した。ケーブルは、将来の規制を見据え全量ハロゲンフリー対応で製品化する。また、作業効率を上げるため、柔軟性に優れたケーブルに仕上げた。モジュール間の接続はもちろん、太陽光モジュールから接続箱、接続箱からパワーコンディショナーへの接続にも対応。ユーザーが希望すれば各種加工の相談にも応じる。同社は2010年度の売り上げ目標として月間4,000万円を目指す。
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