政府、16種の電源別発電コスト最終報告を公表 節電コストも算出

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政府のエネルギー・環境会議は、19日、電源別の費用を検証するコスト等検証委員会を開催し、原子力やLNG火力、太陽光、風力など16種の発電コストについて最終報告をとりとめた。また、家庭やビルなどでの省エネ製品・設備の導入による節電コストについても試算した。

発電コストは、2010年と2030年のモデルプラントにおける1kW当たりの単価を示した。事故リスク対応費用も含めた算出で争点となっていた原発の発電コストは、2010年時点で最低8.9円で決着した。2010年時点では、原子力、石炭火力、LNG火力が約9~10円で、太陽光発電(メガソーラー、住宅)は約30円~45円前後と割高となった。太陽光発電は2030年時点では約10~25円前後となると試算した。

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