GSユアサ、シャープ、業界最高水準の省エネ薄型LED道路照明を共同開発

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GSユアサは、業界最高水準となる省エネ性能を有するLED道路照明器具「LEGA」を2012年1月末に販売開始することを発表した。
同製品は、従来の水銀灯と比べて約70%、高圧ナトリウム灯と比べて約40%の省エネを実現したのが特徴。2012年度は1万灯、2013年度は1万5000灯、2014年度は2万灯の販売を目指す。

東日本大震災以降、道路照明においても更なる省エネへのニーズが高まるなか、最適配光設計・屋外照明器具設計で実績と技術力のあるGSユアサと、光学設計技術に優れたLED照明で実績のあるシャープの共同開発により商品化に成功した。

同製品は、今回開発したフラット形状の独自レンズを採用することにより、薄型のフォルムを可能にし、光の質も高めたデザインを実現した。さらに、寿命は水銀灯の5倍、高圧ナトリウム灯の25倍の6万時間で、メンテナンスを大幅に軽減。そのほか、耐雷サージ性能、初期照度補正機能、段調光機能なども備えている。

今年9月、国土交通省からLED道路・トンネル照明の省電力化、維持費の低減を目的としたガイドライン案が公表され、低炭素社会実現のため、今後は道路照明にもLED照明灯の採用拡大が期待されている。GSユアサは、LED道路照明分野において市場ニーズに合致した製品を開発することにより、節電及び環境負荷の低減に貢献していきたい考えだ。

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