昭和電工など 世界初、稲作や果菜類が栽培可能なLED照明ユニットを開発

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ウシオライティングと昭和電工は、千葉大学と共同で、世界で初めて稲作などに適した多光量型LED照明ユニットを開発した。千葉大学は、多光量を必要とする、トマトなどの果菜類や稲などの穀類を人工光で栽培する実験に着手している。今後は、葉物野菜だけでなく、人工光による栽培が技術的に困難とされてきた果菜類・マメ類・穀類・イモ類などが栽培できる可能性もあるという。

同照明ユニットは、LED素子の高電流化・少量化を実現したうえ、世界で初めて大面積での高い光量子束密度を達成、さらに、独自のLED実装・放熱技術、光学設計技術を有している点などが特長。ウシオライティングは、植物育成用に限らず、様々な分野に展開・発展させていくことで、関連分野の売上も含め、2011年度で3億円規模の事業に成長させたい考えだ。

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