GfK LED電球市場は引き続き好調、10ヵ月で販売数量は55倍に

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ジーエフケーマーケティングサービスジャパン(GfK)は、LED電球の家電量販店店頭における販売動向を発表した。その概要によると、LED電球市場は2009年に引き続き2010年も拡大し、2009年7月と2010年5月とを比較すると、販売数量では55倍、金額では48倍に伸長した。電球全体におけるLED電球の数量構成比は18.4%、金額構成比は62.1%となった。2010年2月以降、小型電球向けのE17口金製品の増加により、製品選択の幅が広がったことも市場拡大の追い風となり、E17口金製品の5月の数量構成比は31.9%に達した。モデル別ランキングでは、上位10モデルに、シャープと東芝の各々4モデル、パナソニックの2モデルが入り、3社が上位を占めた。

販売が好調な理由として、メーカー各社をはじめ、家電量販電店やホームセンターなどの販促活動による認知度の向上と、低価格モデルの投入とエコポイント制度の影響があげられている。低価格モデルの投入により、平均価格は年初の約3700円から5月には約2950円へ20%下落し、エコポイント制度の変更により、4月以降はLED電球との交換に必要なポイント数が半分となり、消費者にとって購入しやすい身近な製品となった。

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