富士経済 2015年国内LED電球市場は09年比5.7倍の200億円

  • 印刷
  • 共有

富士経済は、省エネが進む光源・照明市場について調査した。その報告書によると、2015年は、世界光源市場は5兆5232億円(09年比140.7%)、国内照明市場は7076億円(09年比110.6%)、国内LED電球市場は、本数ベースで2000万本(09年比10倍)、金額ベースで200億円(09年比5.7倍)となる見通し。

2009年の国内照明市場は、LED照明が高成長を見せた。LED照明メーカーの増加により種類が拡充され、住宅市場向け低価格のLED電球が登場したことで、低価格化が進んだことが追い風となった。今後は、LED照明や有機EL照明器具のような次世代照明市場が、単価が高いことから金額ベースでの成長を牽引するとみている。省エネ対策の推進により、次世代照明市場は、従来の照明器具(電熱/放電照明)の照明技術及び価格レベルに近づくとともに普及が進み、次世代照明比率は2009年の5%から2015年には23%へ上昇する見通し。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)完了後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事