太陽電池で発電・蓄電・発光 電気工事いらずの照明器具

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※画像はイメージです
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日本写真印刷は、島根県産業技術センターと共同で開発した色素増感太陽電池「EneLEAF」を使った照明器具「AKARIE」を開発、販売を開始した。同製品は、日中、表面に組み込まれたEneLEAFが発電し、夜間に内蔵のLEDが点灯するオフグリッド(独立型電源システム)仕様。発電、蓄電、発光の3つの機能が組み込まれているため、設置する際には電気工事が不要。価格は20万円。2014年度の売上高は2億円、販売数量は1000個を目指す。

製品表面の絵柄が幻想的に浮かび上がる

同製品は、EneLEAFの特長であるデザイン性のある豊かな色彩とシースルー素材を生かしており、点灯したLEDの光が製品表面の絵柄が幻想的に浮かび上がるようになっている。環境性とデザイン性を合わせ持つ同製品は、特に高いエネルギー消費量となる外食産業で一定の需要があると見込んでいる。なお、今回発売された「AKARIE」は王将フードサービスに初めて採用され、8月17日に新規開店した「東神奈川駅西口店(横浜市神奈川区)」に設置されている。

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