産総研、植物系の焼却灰を除染する新技術を開発 除染の加速に期待

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※画像はイメージです
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産業技術総合研究所は、東京パワーテクノロジー(TPT)、関東化学、日本バイリーン、阿部鐵工所と共同で、樹木の幹や枝などの植物系放射性セシウム汚染物を焼却し、生じた焼却灰からプルシアンブルー(PB)ナノ粒子吸着剤により放射性セシウムを抽出・回収する技術を開発し、その有効性を福島県双葉郡川内村に設置した実証試験プラントで確かめた。

実証試験では、汚染物の種類や焼却条件を変え、合計11回の焼却試験を実施。計10トン以上の植物系放射性セシウム汚染物を焼却し、まず約80kgの焼却灰にした。

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