柏の葉スマートシティ、国内最大級3.8MWhの大容量蓄電池システム導入

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※画像はイメージです
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日立製作所と日立化成は、国内最大級となる3.8MWhの大容量リチウムイオン蓄電池システムを、三井不動産が手がける柏の葉スマートシティ(千葉県柏市)に納入した。この蓄電池システムは、日立が柏の葉スマートシティに納入した「柏の葉エリアエネルギー管理システム(AEMS)」と連係し、柏の葉スマートシティでの電力融通や需給変動制御、停電時のライフライン維持を支える設備として、5月中旬から稼働を開始する。

同蓄電池システムには、システム間情報伝達のコントロールユニットとして日立化成独自のバッテリーマネジメントユニットを採用。これにより全てのリチウムイオン蓄電池の状態の常時監視が可能となり、安全性を確保しながらリチウムイオン蓄電池の能力を最大限に活用できる。また、充放電の際に起きる電流・電圧のアンバランスが発生しにくい構造を採用していることから、蓄電池の劣化の偏りを抑え、蓄電池システム全体の長寿命化を実現する。設置面積は従来の鉛蓄電池システムと比較して23%削減されており、エネルギー管理システムとの連係により地域、ビル、工場などのさまざまなエリアへの適用が可能。

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