福島原発汚染水から放射性物質を分離する技術検証、海外3社に決定

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経済産業省は、福島第一原発内で発生する汚染水で分離できず残る放射性物質「トリチウム」の分離技術検証試験事業を行う事業者を採択した。今回は海外企業も参加可能な形で実施され、採択された3社は全て海外企業(アメリカ、カナダ、ロシア)だった。

同事業は、(1)トリチウム分離技術に関する分離性能、(2)仮に福島第一原発に設備を設置し、実際に発生する多核種除去設備による処理後の水を処理するのに必要な、設備の建設コスト・ランニングコストの検証を目的としたもの。具体的には、福島第一原発内で発生しているトリチウム水を対象に、分離性能の検証を行うため、任意の規模の設備を構築し、分離性能、建設コスト・ランニングコストを評価できる検証試験を行う。

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