「細かく制御すれば太陽光発電の出力制御率は半減する」 九州電力が試算発表

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※画像はイメージです
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九州電力は、固定価格買取制度(FIT)の新ルールに基づく、太陽光発電に対する出力制御の見通しにおいて、時間単位で必要な量だけの出力を制御するきめ細やかな出力制御(一律制御)を行った場合、出力制御時間等が半分以下になるとの試算を発表した。

例えば、実運用時の裕度をある程度考慮した太陽光・風力の出力想定(合成2σ方式)でみたとき、日単位の出力制御(交替制御)を行う場合の出力制御時間(出力制御率)は、指定ルール事業者による追加接続量が+100万kWで1,404時間(39%)、+200万kWで1,668時間(45%)、+300万kWで1,980時間(52%)であるのに対し、一律制御を行う場合は、追加接続量が+100万kWで403時間(12%)、+200万kWで724時間(22%)、+300万kWで1,037時間(32%)となった。

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