人工光型植物工場の農業ベンチャーみらい、倒産
帝国データバンクは、農業ベンチャー企業・みらい(東京都中央区)が6月29日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請したと速報を発表した。負債は約10億9200万円。
2004年9月に設立された同社は、人工光型の野菜栽培技術を導入した植物工場の設計・販売および工場の運営を通じた野菜の生産・販売を手がけていた。同工場では、天候に左右されず無農薬で栄養価が高い野菜を栽培できる。大学内(千葉大学)にも工場を持つことで各種データも公開。信頼性が高い点を強みに業容を拡大し、2015年3月期には年売上高約10億円をあげていた。
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