アサヒグループ、脱炭素化に500億円超投資へ 30年にCO2排出7割削減

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豪州Yatala工場の太陽光パネル(アサヒグループホールディングス)
豪州Yatala工場の太陽光パネル(アサヒグループホールディングス)

アサヒグループホールディングス(東京都墨田区)は1月21日、気候変動に関する中長期目標「アサヒカーボンゼロ」について、2030年のScope1・2におけるCO2削減目標値を50%削減から70%削減へ再び上方修正すると発表した。脱炭素に向けて同年までに500億円以上を投資する。また、容器包装に関する新たな目標として「2030年までにPETボトルを100%環境配慮素材に切り替える」ことを設定した。

同社グループでは、欧州・オセアニアでの再生可能エネルギー導入が順調に進んでいるという。加えて、国内においても2021年4月から生産拠点の購入電力を順次再エネへ切り替えており、12月末現在で国内の全生産拠点の購入電力の約54%を再エネ化するなど、現在の目標の早期達成が見込める状況となった。そこで、今回、2050年にCO2排出量ゼロを目指す中長期目標「アサヒカーボンゼロ」の達成に向けて、取り組みを加速させるために、目標値を上方修正した。

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