バイオ燃料 ニュース

2010/07/29

NEDO BTLなど次世代バイオ燃料製造技術の研究開発プロジェクト8件を支援

NEDOは、次世代バイオ燃料の技術開発プロジェクトの委託先を決定した。今回、バイオマスを熱分解して液体燃料を得る技術(BTL)や微細藻類から液体燃料を生産する技術を中心とする8件の提案が選定された。事業の委託期間は原則2年間で、事業費は1件につき年間2〜3千万円。期間を設定しテーマ案件を絞り込んでいくステージゲート方式を採用し、2年後に優秀な成果をあげた課題について、期間延長を行う。

中外炉工業、北九州市立大学、日本ガス合成による「軽油代替燃料としてのBTL製造技術開発」、ユーグレナや東京大学ほかによる「遺伝子改良型海産珪藻による有用バイオ燃料生産技術開発」など。

本事業は、「Cool Earth-エネルギー革新技術計画」ロードマップにおいて2030年頃の実用化を目標とする技術として位置づけられている、BTLや微細藻類由来バイオ燃料製造技術等の次世代バイオ燃料製造技術について、研究開発を実施するのが目的。同ロードマップは、「クールアース50」における2050年のGHG(温室効果ガス)排出量の大幅削減目標達成に向けて、2008年3月に経済産業省が策定した。

BTL製造技術は、バイオマスを熱化学的にガス化し、精製したガスから触媒を用いて液体燃料を得る技術で、発酵プロセスではバイオエタノールに変換できない成分(リグニン等)も、液体燃料化することができるため、高いエネルギー生産効率が期待されている。微細藻類由来のバイオ燃料製造技術は、油分を高効率で蓄積する性質を持つ微細藻類を原料として液体燃料を得る技術で、微細藻類は、ナタネ・パーム等の油糧作物と比較して単位面積当たりのオイル生産量が高く、バイオ燃料の原料として昨今注目を集めている。

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