戸田建設は、熊本駅前再開発事業として建設が進められている超高層マンションの作業所に、太陽光発電パネルを設置したと発表した。同作業所は、同社が先進的な低炭素施工システムを導入している「TO-MINICAモデル作業所」のひとつ。マンションは、熊本県ナンバー1の高さを誇る制震・超高層タワーマンションとなる計画で、現在12階部分の躯体を建設している。
太陽光発電パネルは、ユニット外部足場の南面・西面に12枚ずつ、計24枚が設置された。工事の進捗とともにせり上がり、最上階の建設時には123mまで達する予定だ。年間発電量は約1,701kWhとなる見込み。また、作業所を仮囲いした塀の上部にも太陽光パネルを31枚設置しており、約3,901kWhの年間発電量が見込めるため、合計の年間発電量は約5,602kWh、CO2排出削減量は年間で約1.95tとなると試算している。発電した電気は、主に工事用電力として使用するほか、地下階の仮設照明としても利用する。なお、本マンションの建設を含む、熊本駅前再開発事業の工期は、2008年12月24日〜2012年3月16日の予定。
同社は、5月から、工事現場から排出される建築木廃材によって発電した電力を、工事の仮設電力として利用する「戸田カーボンニュートラルスキーム」を開始している。本取り組みにより、これまでに、建築木廃材量6.7tを活用して約3,697kWhを発電し、約1.44tのCO2排出量の削減を実現している。今回の作業所から排出される建築木廃材についても、バイオマス発電に利用する。
同社は、8月の初めには、「TO-MINICAモデル作業所」のひとつである埼玉県庁本庁舎ほか耐震補強工事において、仮設風力発電や太陽光発電パネルとともに、発電量とCO2排出削減量をリアルタイムで示す表示器を設置している。
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