※月刊「環境ビジネス」2008年7月号 NEWS FLASHの内容を掲載しています。
掲載内容は、2008年5月時点のものです。
富士バイオ燃料は、英国製のバイオディーゼル燃料(BDF)精製装置「ウインザーWB-1」を自動化した。
自動システムでは、ジェネレーターにバッチごと触媒を投入するだけで、メタノールや触媒のミキシングから、廃油を投入して化成反応させる工程まで自動的に行う。1日6回のバッチ生産で、約900リットルのBDFを作ることができるという。精製したBDFは自動的に保管タンクに転送される。
同社のシステムでは、BDF生産時に使用される劇薬メタノールに一切触れることなく、安全に作業できるのも特徴。また、できあがったBDFは、99.9%以上と高純度。地球温暖化対策として脚光を浴びているBDFだが、精製が不十分だと不純物が残り、エンジンに付着して故障の原因となったり、金属部分を腐蝕させたりすることが知られている。だが、同社と同じ製法で作られたBDFは、オランダの自動車レース用の燃料として利用されているそうだ。

自動システムは、「ウインザーWB-1」に、廃油貯蔵タンクやグリセリン分離タンク、洗浄タンク、完成オイル貯蔵タンクなどを組み合わせ製品化。
「当社の自動システムを使えば、誰でも安全で簡単に高純度のBDFを生産できます」と、富士バイオ燃料代表取締役社長の鈴木正誉氏は胸を張る。
システム価格は988万円(別途工事費30~50万円・地域による)。現在はモニター価格のため、格安で提供中だという。
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