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大串康彦 成功する環境技術の導入と事業化のための12の視点

判断基準の多い複雑なプロジェクトをサクッと決める意思決定方法・SDM

大串 康彦

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重大な決断事項をどうしてすっきり決められないのか?

プロジェクトを継続するか中止するかを決める、起こってしまった問題の解決策を決める、製品の商用化に向けて戦略的パートナーを選ぶ。家を買う、車を買う、転職するか今の組織に残るかを決める...ビジネスの場でも個人の生活でも重要な意思決定はたくさんある。

しかし判断基準が多くあり、利害関係者(ステークホルダー)の意見も対立しており、すべての要件を満たす解決策が見つからない。何かを妥協しなければいけないのだろうが、どうすればよいか分からない。こんな経験はないだろうか?

今回は複雑な状況の中でも堅固でゆるがない意思決定を行うためのツールを紹介する。意思決定を構造化するアプローチ、Structured Decision Making(SDM)である。

前回は便益費用分析をベースに投資判断を行う手法、ビジネスケースの概略について解説した。ビジネスケースは財政的側面の評価が中心であるが、今日の組織では環境・社会的責任(CSR)方針に基づいた環境的側面・社会的側面も評価に組み込む重要な要素となることが多いだろう。

SDMは以下に紹介するPROACTというフレームワークを使い、意思決定に構造を与えながら情報を整理し、最終的な判断を容易にする。特に財政的・環境的・社会的など複数の判断基準を有し、複数の利害関係者が関わり、対立する目的を持つ複雑な意思決定で有用である。

(※全文:3,033文字 画像:あり 参考リンク:あり)

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この記事の著者

大串 康彦氏
大串 康彦(おおぐし・やすひこ)
環境エネルギー技術国際事業開発コンサルタント

 2003年よりカナダ・バンクーバー在住。カナダの電力会社BC Hydroに勤務しスマートグリッドの戦略立案やイノベーションプログラムの運営を担当。そのときに日本技術のガラパゴス化を目の当たりにし、その後日本発の環境技術の海外展開とイノベーションの強化のためのサービスを提供するコンサルタント会社Japan-North America Cleantech Advisory Groupを設立。同社代表取締役。早稲田大学理工学部卒業・クィーンズ大学(カナダ)経営学修士(MBA)修了。東京生まれ。

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