全国一律料金を実現 安心と充実のO&Mサービス

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FIT価格の下落に伴い、確実に収益を生み出していくためには、発電所の保守・メンテナンスが必要不可欠となっている。低圧発電所16か所を運営する株式会社ソレイユの佐藤英雄社長は、LooopのO&Mサービス「まもるーぷ」を採用。(1)トラブル時の緊急対応 (2)定期的な点検(3)損害補償などのパッケージサービスを有効活用しながら、安定的な発電と収益確保を実現している。

年間費用16万円~ 安心と充実のO&Mサービス

今年度に入り、経済産業省が太陽光発電所の事故報告の義務付けを強化している。事業者は事故が起きれば24時間以内に報告し、原因、対策を含めた詳細については30日以内に報告する必要がある。昨年9月の関東・東北豪雨の大水害で、多くの発電所で事故が発生したことを重く受け止めているからだ。また、太陽光発電所に年1回の定期点検を義務付ようという動きもある。

こうした中で、Looopが新しくラインナップに加えたのが低圧発電所向けのO&Mサービス「新まもるーぷ」だ。「新まもるーぷ」は、遠隔監視装置「みえるーぷ」の無償提供、遠方に位置する発電所の見守りサービス、定期点検、駆けつけサービス、損害補償が含まれるトータルサポートサービスだ。

まもるーぷ(R)5つのポイント

Point1 無償提供 発電量遠隔監視システムみえるーぷ(R)(本体価格248,000円、年期サービス利用料25,000円)を無償提供
Point2 見守り 遠くの発電所をお客様に代わって見守ります。
Point3 定期点検 定期点検により、安定した発電品質を実験します。
Point4 駈付け 万一障害が発生しても、スタッフが即座に現場に駈付け早朝に復旧を実現します。
Point5 補償 自然災害や賠償リスクといった様々なトラブルに補償で備えることができます。
長谷川 淳一氏
株式会社Looop 事業本部 CRM部
長谷川淳一 氏

同社CRM部、長谷川淳一主任は「従来は別枠で契約していただいた損害保険を商品に付帯化することで、お客様の手間を省き、都道府県ごとに異なっていた価格を全国一律料金として設定しました。」とその特徴を説明する。

さらにサービス内容の充実を図り、「みえるーぷ」(本体価格248,000円+年間利用料25,000円)を無償提供した上で、導入コストも大幅に下げて利用しやすくなった。年間費用は初年度23万円で、2年目からは16万円。すでに遠隔監視システム「みえるーぷ」を導入済みの事業者は、初年度から16万円でサービスを受けることができる。同サービスは好評を博しており、すでに成約は30件弱に達しているという。

突然のパワコン停止「血の気が引いた」

同社O&M事業部の末永展行部長は「人間の健康診断と同様に、発電所も年1度の定期点検と徹底した保守管理が、高い稼働率の維持と安定した発電量の確保、長寿命化には欠かせません。しかし、低圧発電所の事業者の中にはまだまだ、点検・保守の重要性を認識しておられない方も多いです」と警告する。

このような低圧発電事業者の参考にしたいのが「まもるーぷ」を活用し、順調に収益を上げている株式会社ソレイユの佐藤英雄社長のケースだ。

株式会社ソレイユ
株式会社ソレイユ 代表取締役 佐藤英雄 氏

株式会社ソレイユは佐藤氏が在住する栃木県を中心に16か所に低圧発電所を所有する。佐藤氏は東日本大震災に職場で遭遇し、同僚が一人亡くなった。原発事故災害も人ごととは思えず、原発を減らすために社会の役に立ちたいと太陽光発電事業を始めた。最初に購入したのは自宅近くの低圧発電所3基。これらの発電所はLooopより購入した発電所だ。

事業を始めたばかりで右も左もわからず、ある日、草刈りに出かけると「いやに静かだと思ったら、3基ともパワコンが停止していて、血の気が引いた」という。結局、Looopが購入時サービスとして付帯した保険が適用され無料で復旧。2週間の売電補償も受け取れた。

以後、発電所を新設するごとに、近隣の場合は遠隔監視「みえるーぷ」を、遠方の場合は駆けつけや見守りサービスを活用して、安定的に発電量を確保・拡大させている。

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「まもるーぷ」に関するお問い合わせはこちら

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