未来の電力マーケットの鍵を握る蓄電池ソリューション

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電力需給の負荷平準化、スマートグリッド社会の実現、電源の分散化促進において核となる蓄電池。電力系統用、家庭用、防災用、自動車用と幅広い用途で活用でき、世界的にも市場拡大が予想される成長分野だ。国の掲げるエネルギーミックス実現へ向けたシステム改革が進むなか、蓄電池を活用した新たなビジネスの可能性が広がる。

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経済産業省の蓄電池戦略プロジェクトチームが2012年に作成した『蓄電池戦略』では、2020年に世界全体の蓄電池市場規模(20兆円)の5割のシェアを国内企業が獲得することを目標に掲げている。また、その内訳として大型蓄電池35%、定置用蓄電池25%、車載用蓄電池40%を想定している。

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