貧困層の生活をビジネスによってサポート ― グラミン・シャクティの取組

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グラミン・シャクティは、バングラデシュの貧困層に電気などのエネルギーを、環境に配慮した形で届けることを目的に設立された非営利企業。母体はグラミン銀行で、創設者のムハマド・ユヌス氏は貧困層向け金融サービスにおいてノーベル平和賞を受賞したことでも有名。同社の社会的貢献及びビジネスモデルとは。

グラミン・グループの社会的企業

バングラデシュはアジアの新興国として急成長を続けている。所得水準は1971年の独立以来、低所得国として分類されていたが、2015年には低中所得国の仲間入りを果たし、一人あたりGDPは1,538ドル(2017年度、バングラデシュ統計局)である。日本の約4割の国土面積に、1億6,000万人が住んでおり、人口密度が高い国である。

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