スクラップ&ビルドではなく〈再生〉を

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景観や文脈を大事にした設計や『共生』を核とした都市再生を提唱する建築家・團 紀彦氏。台北桃園国際空港第一ターミナル再生や日本橋室町地区のマスターアーキテクトとして路地再生型都市計画を実施するなど、国内外で注目される。「〈再生〉がこれからの建築のキーワード」と語る團氏。未来の都市創造に必要な建築思想とは...。

都市や自然の歴史に想いを馳せる

「都市の建物であれ、自然の中の建物であれ、建築物だけが周りと切り離されて存在することはあり得ません。建築物は基本的に全体のコンテクスト、文脈の中に位置づけられるもので、その文脈の良さをさらに引き出したり、ある時には再生させる。生命として生かすことが重要だと思っています」と語る團 紀彦氏。

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