ベルリン発の新環境ビジネスDYCLE ― おむつから始まるいきものの循環(前編)

  • 印刷
  • 共有

赤ちゃんと向き合うおむつ替えの時間は人生のうち最初のたった2年ほど。そんな特別な時間を何か形あるものにしたい。次の世代に残していけるものを作りたい。おむつをまるごと土に還し、木が生え、実が育ったらどんなに素敵だろうか。家族の愛情と自然との繋がりをドイツのおむつリサイクルシステムプロジェクトDYCLE(ダイクル)が深めてくれる。

名門バウハウス大学にてコンセプチュアルアートを学ぶ

DYCLE代表創始者の松坂愛友美さんは、2001年にドイツ、ヴァイマールに移住し、アートと建築の名門バウハウス大学にてコンセプチュアルアートを専攻。その後、欧州各国にてアートプロジェクトを展開した。普段、暮らしの中で何気なく使っている身の回りの物に、アートという額縁を嵌め違う文脈を与えることで、新しい価値が生み出される。

続きは有料会員登録後にお読みいただけます。

  • オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 登録月(購入日~月末)は無料サービス
  • 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
  • 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
月額
1,300円(税込)
年額
15,600円(税込)

関連記事