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脱炭素の第一歩は「CO2見える化」

パリ協定の採択を受けて世界で脱炭素化の機運が急速に高まる中、CO₂排出量の大幅な削減を目指す「脱炭素経営」に取り組む企業が増加している。そこで、企業がCO₂排出量を減らして脱炭素化を進める第一歩であるCO₂の「見える化」について解説する。

CO₂排出量の基本的な考え方

地球温暖化の主な原因となるCO₂などの温室効果ガス(GHG)は、化石燃料の燃焼や製造の化学的なプロセスなどによって生じ大気に排出される。CO₂は気体であり温度や気圧によって体積が変わるため、kg-CO₂と重さの単位で表すが、大気中の気体の質量を直接測定するのではなく、燃料等に含まれる炭素(C)の含有量等からCO₂量を理論値で計算する。具体的には、エネルギー使用量などを集計した「活動量」に文献や研究データなどに基づく「排出原単位」を掛けて算出する。

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