経済産業省は27日、電気事業者が報告した発受電月報を取りまとめた、2016年4月の電力調査統計の結果を公表した。
2016年4月分電力需給速報によると、電気事業者の発電電力量は648億kWhで、このうち、風力発電、太陽光発電などの新エネルギー等は16億kWh(2.5%)だった。
みなし小売電気事業者(旧一般電気事業者)以外の新電力の低圧受電分に占める需要電力量の割合は0.08%だった。なお、低圧受電分は、3月検針日から4月検針日前日までの需要電力量を計上しているため、実際の4月需要における新電力の割合とは一致しない。
次回データの更新日は8月下旬を予定している。
なお、電力調査統計の内容は、本年4月の電力小売りの全面自由化(第2弾改正電気事業法の施行)に伴い、2016年4月実績分から報告対象事業者の見直しや都道府県別での発電実績・需要実績を取りまとめる等、大幅に変更になった。
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