東京都、豊洲市場の建物の下の土壌汚染対策で盛土をせず 安全性に懸念

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※画像はイメージです
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東京都の小池百合子知事は10日、記者会見し、築地市場(中央区)の移転先である豊洲市場(江東区)の建物の下で、土壌汚染対策にあげた盛土が行われていなかったと発表した。

豊洲市場の敷地は東京ガス工場跡地で、地下水や土壌から発がん性のあるベンゼンなどの有害化学物質が検出された。東京都は、その土壌汚染対策として、法律に基づいて、土壌の汚染を除去した上で、盛土をすると説明してきた。この盛土は、地表2メートルの土壌をきれいな土に入れ替えて、さらに2.5メートル盛土をして、合計4.5メートル、きれいな土にするというものだ。

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