九大、大規模洋上ウィンドファームの「風速欠損領域」を簡易モデルで再現

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今回の研究で新たに開発したポーラスディスク・ウエイクモデル(特許申請済)を用いた大規模洋上ウィンドファームの数値風況シミュレーションの一例。(出所:東芝エネルギーシステムズ)
今回の研究で新たに開発したポーラスディスク・ウエイクモデル(特許申請済)を用いた大規模洋上ウィンドファームの数値風況シミュレーションの一例。(出所:東芝エネルギーシステムズ)

九州大学応用力学研究所の内田孝紀准教授は6月19日、大規模洋上ウィンドファームのバンカビリティ(融資適格性)評価に資する汎用的使用を目的とした、新しい風車ウエイクモデルを開発したと発表した。

一般的に、風車ブレードの回転に伴い、その下流側には風車ウエイクと呼ばれる風速の欠損領域が形成される。風車1基の場合でも風車ウエイク内の流動現象は非常に複雑だといわれている。

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