環境用語集 フュージョンエネルギー

フュージョンエネルギーとは、軽い原子核同士(重水素、三重水素)が融合して別の原子核(ヘリウム)に変わる際に放出されるエネルギーで、太陽や星を輝かせることもできる。 

カーボンニュートラルに寄与、安全性も担保

フュージョンエネルギーは、

  • カーボンニュートラル:発電の過程においてCO2を発生しない、
  • 豊富な燃料:燃料は海水中に豊富に存在し、ほぼ無尽蔵に生成可能な上、少量の燃料から膨大なエネルギーを発生させられる
  • 固有の安全性:燃料の供給や電源を停止することにより反応が停止する
  • 環境保全性:発生する放射性廃棄物は低レベルのみで、従来技術による処分が可能

などの特徴を有し、エネルギー問題と地球環境問題を同時に解決する次世代のエネルギーとして期待される。

【参考】

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