環境用語集 エコロジカル・フットプリント

エコロジカル・フットプリント(Ecological Footprint)とは、人間が生活する上で自然環境に与える負荷(生態系サービスの需要量)を、地球の面積に換算して表した指標のこと。

2013年世界全体のエコロジカル・フットプリントは地球1.7個分

世界のエコロジカル・フットプリントは年々増加し、1970年代前半に地球が生産・吸収できる生態系サービスの供給量(バイオキャパシティ)を超え、2013年時点で世界全体のエコロジカル・フットプリントは地球1.7個分に相当する。

国別のエコロジカル・フットプリントでは、先進国では大きく、途上国では小さくなる傾向にある。日本は世界の38番目に大きく、OECD加盟35か国中21位となっている。日本のエコロジカル・フットプリントは減少傾向にあるが、2013年のエコロジカル・フットプリントは世界平均の約1.7倍に当たり、世界の人々が日本人と同じ生活をした場合、地球が2.9個必要という計算になる。

IMG_4649
(出所:環境省)

エコロジカル・フットプリントに関連するその他の情報・ニュース