製造業のための水素エネルギー活用講座

電化の限界を突破し、工場の熱源転換・脱炭素化を実現する!
政策の最新動向と技術・コストのリアルを捉え、「水素エネルギーの現場実装」に向けた確かな判断軸を獲得する。
第7次エネルギー基本計画や改定「水素基本戦略」のもと、水素社会推進法(価格差支援等)の成立など政策的支援が本格化しています。特に、ヒートポンプ等の直接電化では対応が難しい「高圧蒸気・高温プロセス熱」を抱える製造現場において、水素をはじめとする脱炭素燃料の活用は、Scope 1削減や将来のカーボンプライシングを見据えた重要課題となっています。
しかし、水素はエネルギー密度が低く、輸送・貯蔵コストに極めて大きな課題を抱えています。そのため実務においては、単に「水素を導入する」と考えるのではなく、各種水電解方式や固体水素貯蔵などの最新技術動向、製造コスト(LCOH)を決定づける設備利用率の壁、さらにはアンモニア、e-メタン、メタノールといった「エネルギーキャリアごとの特性と既存インフラとの接続性」を多角的に比較・整理することが不可欠です。
本講座では、国家政策の最新動向や水素の基礎物性・経済性から、「つくる・はこぶ・ためる」最新技術、先進的なサプライチェーンの現在地、そして工場の熱源転換(ボイラー・蒸気等)における現実的な導入ステップまでを体系的に解説します。製造業の実務者が共通して押さえるべき「水素・次世代エネルギー活用の本質と評価軸」を網羅提示します。
【理解すべきテーマ:水素エネルギーの「政策・技術・現場実装の体系」】
- 国家政策と水素エネルギーの位置づけ
第7次エネルギー基本計画や水素基本戦略の全体像を把握し、水素社会推進法によるインセンティブ構造や製造業のエネルギー安全保障における意義を整理
- 水素の経済性・基礎物性と電化の限界
直接電化が困難な高温プロセス熱や化学還元の特性を理解し、製造コスト構造の構成要素と各種「水素の色」による用途の違いを把握
- 「つくる・はこぶ・ためる」最新技術動向
水電解の各種方式や熱化学水素製造、高圧・液化・固体水素貯蔵の技術特性と、既存インフラへの適合性・課題を体系的に整理
- サプライチェーンの現在地と工場組み込みのリアル
大規模臨海部インフラ(パイプライン等)と分散・オンサイト型(コンパクト充填・コンテナ輸送等)の事例を学び、工場の熱源転換(ボイラー・蒸気・熱殺菌)における実務上の課題と段階的な導入ステップを理解
講座カリキュラム
製造業のための水素エネルギー活用講座
〜基礎から学ぶ政策・製造・貯蔵・運搬技術と実装体系〜
【第1章】日本の水素基本戦略と国家政策の動向
1-1. 第7次エネルギー基本計画と改定「水素基本戦略」の全体像
1-2. エネルギー安全保障と製造業における位置づけ
【第2章】水素社会の課題と経済性・基礎物性
2-1. なぜ水素なのか?〜電化の限界と高価値用途〜
2-2. 水素の製造コスト構造と限界突破へのアプローチ
2-3. 水素の色(グレー、ブルー、グリーン等)と用途の広がり
【第3章】「つくる・はこぶ・ためる」〜最新の水素製造・貯蔵・輸送技術〜
3-1. 水素製造技術の最新動向
3-2. 水素貯蔵・輸送技術の体系と「固体水素貯蔵」
3-3. キャリアとしての比較と現行インフラの接続性
【第4章】先進事例に見る「水素サプライチェーン」の現在地
4-1. 【大規模大動脈】国際海上輸送と高圧パイプライン網の構築
4-2. 【分散・オンサイト型】コンパクトインフラとコスト低減
【第5章】「つかう」〜製造業の自社事業・工場への水素組み込みロードマップ〜
5-1. 工場の熱源転換(ボイラー・蒸気・熱殺菌)のリアル
5-2. 自社で取り組む「水素導入・事業化」のステップ
講座実施日程
・11月4日(水)10:00-12:00
・ZoomによるLIVE配信
講師紹介

広島大学大学院先進理工系科学研究科
教授
市川 貴之 氏
広島大学自然科学研究支援開発センター 助手、同大 先進機能物質研究センター准教授、 同大学大学院総合科学研究科 教授等を経て2020年より現職。 研究内容は、エネルギー貯蔵材料の開発と機能発現機構解明。 エネルギー変換およびエネルギー貯蔵を高効率に実現する水素貯蔵材料,二次電池の電極材料,水素やアンモニアの製造,蓄熱や水素ガスの昇圧を効率的に行う水素吸蔵合金など、反応のメカニズム解明を通して、機能を向上すべく研究開発を行っている。
講座概要
受講形態 | LIVE配信(Zoom) お申込み後、開催日程が近づいてきたタイミングで事務局より、接続先や講義レジュメのご連絡をさせていただきます。 | |
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受講料金 | 1名受講 | 45,000円(税込 49,500円) |
受講のご案内 | 【実施上の注意】 | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 | |












