電力市場取引理解入門講座

「なぜその価格になるのか?」市場の裏側にある構造や電気の性質、蓄電池のスペックで解き明かす
これから日本の電力ビジネスに関わる方や、複雑な市場の仕組みや価格の乱高下に初めて直面して戸惑っている方のための「1からわかる」入門講座です。
一見すると複雑極まりない電気の価格ですが、本講座では「電気の物理的性質(量・能力・スピード)」、「蓄電池設備のスペック(出力/容量比率)」、「各市場の構造とルール(需要と供給の作られ方)」という3つの本質的な軸をベースに、その値動きの謎を紐解いていきます。
単に制度のルールを丸暗記するのではなく、電気の届く仕組み(作る・運ぶ・売る)や同時同量ルールといった基本から順を追って解説。最終的にはモデルケースを用いた3大市場での具体的な収入シミュレーションまでを網羅し、これまで社内で誰も教えてくれなかった電力取引の全体像が、実務に関わる前の方でもすっきりと腑に落ちて理解できるようになることを目指します。
このような方に
- 電力・エネルギー部門に着任された方・新入社員
→電力ビジネスの全体像と基本ルールを短時間でやさしく網羅したい方
- 新規事業として系統用蓄電池・再エネ参入を検討する担当者
→蓄電池のタイプ別(短時間型/長時間型)の活躍場所と収益の仕組みを知りたい方
- 電力取引の基礎を学び直したいビジネスパーソン
→難解な専門用語で挫折した経験があり、イメージから論理的に理解し直したい方
- 電力需要家の調達・環境担当者
→自社が支払う電気料金や市場価格が変動する裏側のメカニズムを知りたい方
講座開催日程・申込締切
・実施日程:11月13日(金)10:00-12:30 ZoomによるLIVE配信
・申込締切:11月11日(水)10:00 迄
本講座の学習ステップ
【ステップ1:基本ルール】電気の届く仕組みと3つの単位をイメージで掴む
「作る・運ぶ・売る」のチームワークと、同時同量ルール、出力(kW)・容量(kWh)・調整力(ΔkW)の違いを例え話で整理
↓
【ステップ2:市場の役割】3つの巨大マーケットの存在理由を知る
取引したい電気の性質に合わせた3つの市場(JEPX・OCCTO・EPRX)と、それぞれの買い手の違いを可視化
↓
【ステップ3:価格のルール】電気の「お値段」が決まる仕掛けとワナを解く
需要と供給のバランス、燃料費順に買われる仕組み、買い手が逃げられない市場特有の価格高騰ルールを解説
↓
【ステップ4:応用と試算】巨大蓄電池のタイプ別活躍場所と収入シミュレーション
全国での配置の違いと、ニッパチ蓄電池を用いた3大市場での具体例(年間収入感)を掴む
講座カリキュラム
第1章:電気ってどうやって届くの? ~電力ビジネスの基本ルール~
・電気を届ける3つの役割
・電気の絶対ルール「同時同量」
・電気の単位をイメージでつかむ
・電力ビジネスに携わる機関や欠かせないプレーヤー解説
第2章:電気を売り買いする「3つの巨大マーケット」
・なぜ電気に「市場(マーケット)」が必要なのか?
① 卸電力市場(JEPX):「量(kWh)」を買う日々のマーケット
② 容量市場(OCCTO):「4年後の安心(kW)」を買う予約マーケット
③ 需給調整市場(EPRX):「とっさのスピード(ΔkW)」を買うお助けマーケット
第3章:ズバリ!電気の「お値段」はどう決まる?
・市場の基本ルール:需要(買いたい)と供給(売りたい)のバランス
・卸電力市場の値段の決まり方(一番安い人が勝つ)
・容量市場と需給調整市場の「特殊なルール」
第4章:【応用編】これからの主役!「巨大な蓄電池」はどう稼ぐ?
・なぜ今、全国に「巨大な蓄電池」が作られているのか?
① 短時間型(瞬発力・kWが大きい)
② 長時間型(バケツ・kWhが大きい)
・蓄電池ビジネスを踏まえたエリア別特性
・蓄電池ビジネスの収入シミュレーション(規模感をつかむ)
① 日々の売買で稼ぐ(卸電力市場)
② 存在しているだけで稼ぐ(容量市場)
③ 緊急対応で稼ぐ(需給調整市場)
講師紹介

株式会社日本総合研究所
リサーチ・コンサルティング部門 環境・エネルギー・資源戦略グループ マネジャー
林 真寿 氏
慶応義塾大学卒業後、東京センチュリー株式会社で電源開発業務に従事。その後、株式会社日本総合研究所にて環境・資源セクターのコンサルタントとして、企業の脱炭素投資、電力調達戦略、次世代発電技術の検証など幅広く対応。
講座概要
受講形態 | LIVE配信(Zoom) お申込み後、開催日程が近づいてきたタイミングで事務局より、接続先や講義レジュメのご連絡をさせていただきます。 | |
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受講料金 | 1名受講 | 45,000円(税込 49,500円) |
受講のご案内 | 【実施上の注意】 | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 | |












