サステナ部門長・推進責任者のためのレポーティングスキル習得講座

経営からの期待と、現場・部下との狭間で迷うリーダーに。
サステナビリティの「担当者」と「推進責任者」を分けるものは、一体何でしょうか。それは、認証や法制度に関する知識の量や、報告書の作成能力といったスキルセットの違いではありません。責任者にしかできないこと、それはサステナビリティを軸に「成果の出る推進体制」を構築し、経営と対等に渡り合える戦略部門へと自部署を変革させることです。
しかし、そのためには越えるべき大きな壁があります。非財務価値という「成果の数値化が難しい」領域で、いかにして経営貢献を説明し、評価を得るのか。そして何より、全社を巻き込むために必要な「経営からの信任」をいかにして勝ち取るか。活動の前提を創る出す極めて重要な内容でありながら、これらを教えてくれる場面はほぼありません。
そこで本講座では、まさにブラックボックスとされてきたサステナビリティ推進活動において「経営からの信任を勝ち取る技術」として「説明・レポーティング」に特化して解き明かします。検討すべき要素がありすぎる現状の中から、施策を構造化する「ポートフォリオ思考」、経営に判断の選択肢をもたせる「戦略シナリオ化」、そして経営に活動の納得を生み出すための「合意形成戦略」まで、推進責任者に必須の能力をレクチャー。
自己流や手探りの推進活動から脱却し、「サステナ経営」の担い手としての部門へ。そしてさらに、日々奮闘する部下や次の時代を担うメンバーが、より仕事に誇りを持ち、達成感を感じられる土俵を整えるために。今、推進責任者に求めらえる技能と視座をお伝えします。
実施形式
オンデマンド講座配信
このような課題をお持ちの方に
🔶 【経営への説明と提案に悩む方】
サステナビリティ投資の戦略的価値を説明し、必要な予算や人員を確保したいが、
経営陣が納得する「伝え方の型」が分からず悩んでいる方。
🔶 【社内の壁を感じている方】
事業部門から「なぜ我々がやるのか」という抵抗に遭い、全社的な協力体制を築けず、
自身も所属するメンバーも葛藤を抱えている。
🔶 【新たに着任した方】
他部署から、あるいは昇格してサステナビリティ推進の責任者になったが、
この領域特有の考え方や、チームを率いるための方針をどう立てれば良いか分からない方。
🔶 【メンバーの疲弊に心を痛める方】
各種認証制度対応の目標が先行し、明確な戦略がないまま業務が肥大化し、
メンバーたちが日々の作業に疲弊している状況を打開したい方
🔶 【経営からの信頼を勝ち取りたい方】
「これは企業価値にどう繋がるんだ?」という経営からの問いに、自信を持って答えらず、
自部署の説明の質やマテリアリティとの因果関係を活動と結び付けたいと考えている方
本講座の特徴
🔶 膨大な施策を「戦略シナリオ」に昇華させる思考プロセス
無数にある施策を「ポートフォリオ」として構造化し、経営陣が「判断」できる戦略シナリオに
落とし込む視座を獲得する。
🔶 経営からの「信任」を勝ち取るための説明能力
成果が見えにくい非財務価値を、企業価値向上に繋がる「経営言語」で説明し、自部署との自身の
活動価値を経営陣に理解・浸透させる方法を新たに知る。
🔶 サステナビリティ領域に特化した「合意形成戦略」
第1線で活躍するプロから、サステナビリティ推進特有の「組織の壁」を乗り越えるための実践的な
思考法と対話の技術を学ぶ。
🔶 「成果の出る推進体制」を構築するマネジメント力
所属メンバーが誇りと自信をもって働けるチームを創り、サステナビリティを軸に経営と渡り合える
戦略部門へと自部署を変革させる要諦を学ぶ。
講座カリキュラム
【第1部】
サステナ事業開発における部門長の視座と社内推進力を強化する合意形成法
~「それ、うちがやる意味あるの?」の壁を越える~
・グローバルな逆風の中で、サステナ部門長はどう攻めるべきか?
・なぜサステナビリティ事業は「組織の壁」にぶつかるのか?
・サステナビリティ事業特有の「構造的課題」の理解
・「組織の壁」を乗り越えるための合意形成戦略
・まとめ:変革の担い手としてのマインドセット
【第2部】
サステナ部門長が持つべき戦略シナリオの考え方
・なぜあなたのサステナ提案は「判断」されないのか?
サステナ部門長が陥る罠
・無数の施策を構造化する「ポートフォリオ思考」
点在する施策を、経営が理解できる「地図」に落とし込む
・経営に”判断”を迫る「シナリオ化」の技術
ポートフォリオ(地図)を元に「具体的なプラン(戦略)」を複数提示する
シナリオの基本形の作り方、シナリオ関与者の巻き込み方
・本日の振り返り
ポートフォリオとシナリオで、経営の「判断」を引き出す
明日へのアクション
【第3部】
サステナビリティ推進の原理・原則
・サステナビリティ経営とは
サステナビリティ経営とはどういうもので、それにはどういったメリットがあるのか
なぜ、サステナビリティ経営をしないといけないのか?
・サステナビリティ経営を経営層に承諾してもらう方法
マテリアリティの施策やTCFDシナリオ分析の内容を承諾するにはどうするべきか?
コンサルティング任せでは承諾を得ることが難しい理由
【第4部】
企業の持続的成長を牽引するためのサステナ推進責任者としての役割
・サステナ推進の責任者はどのような役割を果たすべきなのか?
・推進責任者に必要なコミュニケーション術
・経営の意思決定を加速させるための「巻き込み力」
・事例解説
・質疑応答

経営共創基盤(IGPI)
ディレクター
沓掛 広和 氏
金融庁にて、銀行監督に関する政策立案・実行や国際的ルール・メイキングの交渉に従事。IGPI参画後は、サステナビリティや安全保障など、国際政治・規制の変化がもたらす事業開発・事業ポートフォリオ変革や、それに伴うM&A・アライアンスを支援。東京大学経済学部卒、ケンブリッジ大学ジャッジビジネススクール修士(Master of Finance)。

株式会社日本総合研究所
リサーチ・コンサルティング部門 サステナビリティ戦略グループ 部長
瓜生 務 氏
東京大学大学院新領域創成科学研究科博士後期課程修了(環境学博士)。 大手監査法人、外資系コンサルティングファーム、金融機関系シンクタンク等を経て現職。サステナビリティ戦略グループの部長を務める。 2000年代より、環境・エネルギー・化学物質を中心とした案件を中心に従事。近年は、サステナビリティ戦略策定、マネジメント体制構築、サプライチェーン/バリューチェーンマネジメント、サステナビリティデータ活用等に関するコンサルティング業務を実施。 専門テーマは、気候変動、資源循環、化学物質、自然全般、人権関連等多岐にわたる。

株式会社ESGシフト
代表取締役 サステナ経営上級アドバイザー(1級合格)
SDGsエキスパート(SDGsパートナーズ有限会社認定)
元野村総合研究所サステナビリティ推進室長
本田健司氏
㈱野村総合研究所にてシステムエンジニアとして、証券・公共などのシステム開発に従事した後、香港に3年間駐在、2000年以降、ネット通販やスマホのカーナビアプリ開発等、新規事業の立上げを担当した。13年本社に異動し、14年のサステナビリティ推進体制の立上げに携わり、16年からサステナビリティ推進室長として従事した。 14年からの野村総合研究所でのサステナビリティ推進活動の奮闘記をコラムとして 『日経ESG』 (2019年10月号~2022年4月号)に連載、そのコラムをもとに21年4月に『イチからつくるサステナビリティ部門』 (日経BP社)を出版。 22年6月に野村総合研究所を退職し、サステナビリティ関連コンサル事業を行う株式会社ESGシフトを設立。顧問やアドバイザーとして上場企業のサステナビリティ経営を支援している。

企業でのサステナビリティ部長及び大学での講師を兼任
牧 陽子 氏
一橋大学商学部卒。HEC Paris 経営大学院留学。パリ大学Dauphine, Sorbonne MBA。野村総合研究所、経営共創基盤、A.T. カーニー、ペルノ・リカール、MHD モエ ヘネシー ディアジオを経て、2023年1月より日本マクドナルド株式会社にて、サステナビリティ&ESG部部長、ソーシャルインパクト部部長を歴任。 現在までに、コンサルタントの立場、そして、事業会社3社にて、経営やマーケティングの中に、社会・環境・インクルージョンの観点を導入し、CSR/サステナビリティの仕組み作りやプログラムを立ち上げ、実施・拡大。サステナビリティ、ESG、ソーシャル インパクト、インクルージョンに関わる戦略立案/計画策定/実行/コミュニケーションをリードし、チームメンバーとともに、社会・環境配慮、人権/DEIに従事。 週1回母校一橋大学にて、主に留学生向けに英語で、サステナビリティに関する講義も受け持つ。
講座概要
受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 お申込み日から30日間視聴可能。 | |
|---|---|---|
受講料金 | 1名受講 | 45,000円(税込 49,500円) |
受講のご案内 | 【実施上の注意】 | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 | |












