製造業のためのクレジット創出事業実践講座

「削減量」を“資産”に変える。 投資回収・市場需要・支援制度の活用まで製造業が自社で収益構造を築くための必須リテラシーを学ぶ
製造業における脱炭素対応は、日々の省エネ活動や「排出量の算定(見える化)」というコストのフェーズから、具体的な削減アクションとその成果を「資産」として還元するフェーズに入りました。しかし、あらゆる環境価値取引の前提条件であり、設備投資の回収スピードを左右するほどの「J-クレジット創出の仕組み」について、製造現場や事業開発のフィールドで働くビジネスパーソンが、実務視点で理解できる機会は非常に限られています。
事実、現在多くの製造業が直面している「脱炭素投資への重いコスト負担」という課題を突破するには、地道な省エネ努力や太陽光導入による削減量を「J-クレジット」という売却可能な資産に変える、攻めのマネタイズ視点が問われます。これからの製造業において、このクレジットによる収益化の手法を社内で主体的に検討・推進できる人材は、まさに「1社に1名」は居るべき必須の存在であり、その育成は急務となっています。
本講座では、クレジット制度を環境論やキレイゴトの技術論としてではなく、製造業を成立させるための「収益とコストの起点」として実務的に理解します。
- 第1部(J-クレジットの基礎知識と製造業の役割)では、 カーボンクレジットの本質や海外トレンドのほか、削減努力の可視化と収益化がいかに設備投資の回収を早めるのか、GX-ETS(排出量取引)を見据えて製造業が担うべき役割とその構造を知ります。
- 第2部(J-クレジットの需要と販売)では、 誰が・なぜ買うのかという購入者ニーズの予測や、直接販売・入札・相対取引といった具体的な販売手法の実務フロー、そして省エネ系クレジットの価格相場(500〜3,000円/t-CO2)の目安を学びます。
- 第3部(収益の実務と支援制度の活用)では、 プロジェクト登録に必要な書類や工数のリアルなイメージ、登録支援事業者(コンサルタント)の賢い活用方法、さらには経産省などの最新の支援策をフル活用した「持ち出し(初期費用)」の最小化プロセスを紐解きます。
- 第4部(よくある質問とリスク管理)では、 実務者が必ず直面する「補助金活用時における環境価値の帰属ルール」など、他社事例を踏まえた具体的な注意点を整理します。
このような方に
- 脱炭素や省エネの設備更新(ボイラー・空調・太陽光等)を計画しているが、 投資コストが重く、経営陣の稟議を通すための「投資回収を早期化するプラスαの数字」を求めている方
- 日々の省エネ努力や削減実績をただの「コスト削減」で終わらせず、 「J-クレジット」という売却可能な資産(キャッシュ)に変える具体的なマネタイズ実務を学びたい方
- 自社にクレジット創出のノウハウがなく、 プロジェクト登録に必要な書類・工数のリアルなイメージや、登録支援事業者(コンサルタント)を賢く選定・活用する基準を知りたい方
- 創出したクレジットをどのように売却すべきか迷っており、 直接販売・入札・相対取引という各ルートの実務フローや、実際の価格相場(500〜3,000円/t-CO2)の目安を把握したい方
- 国や自治体の補助金を活用して脱炭素設備を導入するにあたり、 「環境価値の所有権(帰属ルール)」がどうなるのか、実務上の注意点やリスク管理の境界線を明確にしたい方
- 「排出量の算定(見える化)」のフェーズを終え、 自社内でクレジットによる収益化の手法を主体的に検討・推進できる「1社に1名」のコア人材として、必要なリテラシーを体系的に習得したい方
実施日程・申込締切
●講義実施日程 ZoomによるLIVE配信
2026年7月24日(金)15:00~ 17:30
●申込締切
2026年7月22日(水)12:00迄
講座カリキュラム
1.J-クレジットの基礎知識と製造業の役割
●カーボンクレジットとは何か
・カーボンクレジットの定義と歴史
・海外ボランタリークレジット等の各種クレジットの解説
●なぜ製造業がJ-クレジットを"創出"できるのか
・削減努力の可視化・収益化のメカニズム
・GX-ETS等での活用の可能性可能性
・創出目標達成のために製造業が担う役割
●J-クレジット創出の全体像と実務の流れ
・方法論の説明と登録から発行までのステップ
・ボイラー更新を想定した具体的な創出プロセスの理解
2.J-クレジットの需要と販売
●J-クレジットの購入者とは
・誰が、なぜ買うのか、購入者のニーズについて
・現状と長期的な予想
・J-クレジットを売るとはどういこうか
●J-クレジットの販売方法
・削減量を可視化・売却する仕組み
・J-クレジット登録者が直接販売・入札・相対取引する実務フロー
・価格帯の目安(省エネ系:500〜3,000円/t-CO2)。
3. 収益の実務と支援制度の活用
●申請・登録の実務と外部支援リソースの活用
・プロジェクト登録に必要な書類・工数のイメージ
・登録支援事業者(コンサルタント)の選定基準と上手な活用方法
・登録費・検証費の費用感と収益性の考え方
●J-クレジットの支援制度
・J-クレジット認証支援
・経産省の支援業務解説
4. よくある質問と注意点
●補助金活用時の環境価値の所有者は?
講師紹介
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株式会社ウェイストボックス
環境ソリューション 第3事業部 マネージャー
野村 昌平
建設コンサルタントに従事。自然災害の頻発をきっかけに温暖化対策の必要性を感じ、ウェイストボックスに入社。入社後排出量算定、情報開示支援に加えて、カーボンクレジットの創出、販売支援等を実施。
講座概要
受講形態 | LIVE配信(Zoom) お申込み後、開催日程が近づいてきたタイミングで事務局より、接続先や講義レジュメのご連絡をさせていただきます。 | |
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受講料金 | 1名受講 | 45,000円(税込 49,500円) |
受講のご案内 | 【実施上の注意】 | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 | |











