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最終更新日:2026年06月18日

GX-ETS

GX-ETS(排出量取引制度、Green Transformation Emissions Trading Scheme)

2050年カーボンニュートラル達成と経済成長の両立を目指す「成長志向型カーボンプライシング構想」の柱となる日本版の排出量取引制度。2023年度から「GXリーグ」で自主的な枠組みとして試行され(第1フェーズ)、2026年度から本格稼働(第2フェーズ)した。

年間の直接CO2排出量(Scope1)が直近3カ年度平均で10万トン以上の事業者に義務化される。国から無償等で割り当てられた「排出枠」に対し、毎年度の実際の排出実績と同量の排出枠を保有・償却することが義務付けられる。企業間で排出枠を売買するための「排出枠取引市場」は2027年度秋頃に開設予定。

排出枠が不足する場合、J-クレジットやJCMクレジットを実排出量の10%を上限として調達・充当できる。2026年度は市場価格の予見可能性を高めるため、上限価格(4300円/t)と下限価格(1700円/t)が設定された。不履行時には未履行分に対して上限価格の1.1倍の支払いが求められる。

今後は2028年度には化石燃料の輸入事業者等を対象に、炭素排出量に応じた「化石燃料賦課金」が導入される。2033年度には発電事業者への「有償オークション」が導入され、GX-ETSの第3フェーズとして発電部門に対する対策が大幅に強化される。

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