風力発電候補地の風況をレーザー光で観測する「風計測ライダ」に新製品

三菱電機は、風力発電建設候補地の風況観測するシステムとして、レーザー光を活用した風計測ライダを開発した。本ライダは、風力発電所設置時の発電量の予測精度を向上するとともに、従来システムより低コストで設置できる。オランダエネルギー研究センター(ECN)による性能の承認を4月に受け、6月に製品化する予定。
本ライダは、レーザー光を発射して地上から上空風を遠隔観測する。風車のローター面を含む全高度の風を計測できるため風車の発電量の予測精度が向上するほか、風況観測マストが不要となるため費用の大幅な削減が可能となる。
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