国産間伐材の木質チップを自ら製造・供給 林業とつながる木質バイオマス発電

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※画像はイメージです
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産業廃棄物の処理業やリサイクルを行うタケエイは、岩手県花巻市で計画している木質バイオマス発電事業(花巻バイオマスエナジー)に向けて、バイオマス燃料となる木質チップを製造・供給する「花巻バイオチップ株式会社」を設立した。木質チップは、森林組合や林業事業者ら地元企業や団体から供給される森林間伐材などが原料となる。

花巻バイオチップは、事業主体となる同社の出資率50%を保ちつつ、今後出資体制を構築し、9千万円程度に増資していく予定だ。同バイオ発電所は平成28年度に事業開始予定で、発電量は6,250kWhを見込む。これは年換算で一般家庭約14,000世帯の消費電力量に相当する。総事業費は20億から30億円。

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