絶滅危惧種のワシ、衝突の可能性 日本野鳥の会など、北海道の風力発電計画に要望書

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※画像はイメージです
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日本野鳥の会と日本自然保護協会、日本野鳥の会根室支部は、北海道根室市において電源開発が計画している風力発電施設「根室フレシマ風力発電所」について、北海道知事及び北海道教育長に対して、予定地の変更の検討など適切な指導を行うよう要望書を提出したことを明らかにした。

同発電所は、最大出力3万4,500kW(2,300kW×15基)で、根室市別当賀と初田牛を結ぶ太平洋岸の海岸段丘上に建設予定。野鳥の会が独自に行った調査結果等から、同発電所の建設は、希少野生動植物や渡り鳥等に重大な影響を与えるうえ、根室の原生的な景観の破壊、騒音や低周波による人体や家畜への被害、自然愛好家、市民、観光客などへの影響など、様々な悪影響が懸念されるとしている。

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