センサーで自動制御する高天井用LED照明、倉庫や工場で90%節電

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センシング技術に強みを持つアイキュージャパンが、倉庫や工場などに使われる高天井用LED照明市場においてLEDセンサーライト「Lumiqs(ルミックス)MB-400」で攻勢をかけている。センサーで自動点灯・自動消灯することで、水銀灯と比べ90%、通常のLED照明と比べても70%の節電を実現する。

センサーで大幅なコスト削減を実現

アイキュージャパン ルミックス事業部 マネージャー 樋口 幹人氏
アイキュージャパン ルミックス事業部 マネージャー 樋口 幹人氏

省エネニーズが高まる中、倉庫や工場の水銀灯のLEDへの置き換えが進んでいるが、いまだイニシャルコスト(器具代および施工代)の負担はLED訴求の阻害要因になっている。こうした課題に応えようと開発されたのがアイキュージャパンの高天井用LEDセンサーライト「Lumiqs(ルミックス)MB-400」だ。「簡単に施工できて、センサーで必要な時だけ点灯するLumiqs MB-400は、イニシャルコスト、さらにはランニングコスト(電気代)まで含むトータルコストを大幅に削減することができます」とアイキュージャパン ルミックス事業部 マネージャーの樋口 幹人氏は説明する。

大幅なコスト削減を可能にするのが、Lumiqs MB-400の中央に組み込まれたセンサーだ。検知エリアに入った人やフォークリフトを検知して自動点灯、検知エリアから離れると自動消灯する。「普段出入りの少ない場所が多い倉庫や工場では、ますますLumiqs MB-400のセンサー機能がその効果を発揮します」と樋口氏。これまでLumiqs MB-400を導入した倉庫や工場でセンサー制御による点灯時間を調べたところ、1日10時間の稼働時間で平均して3時間ほど、場所によっては1時間以下だったという。この数字が水銀灯と比べ90%、通常のLED照明と比べても70%節電できるという根拠になっている。

商品特長

高天井用LEDセンサーライト Lumiqs(ルミックス)MB-400
高天井用LEDセンサーライト Lumiqs(ルミックス)MB-400
  • センサーによる自動点灯・自動消灯
  • 待機時消灯のかわりに、ほんのり点灯(明るさ20%)選択可能
  • 既設のE39ホルダーにねじ込むだけの簡単施工
  • 煙突効果を利用した放熱構造
  • 電源内蔵でありながら2.2kgの軽量設計
  • リモコンにより点灯時間、点灯モードなどの設定を変更可能

センサーメーカーならではの強み

Lumiqs MB-400のセンサーには直径70mmの高感度大型レンズを採用しており、高所に設置しても、広範囲・高密度129ゾーンのセンサーが人やフォークリフトを確実に検知する。ホームセンターで販売されている一般的なセンサーライトに使われているレンズとは全く違うものだ。

アイキュージャパンは全世界6拠点で構成されるアイキューグループの日本法人である。同グループはマレーシアに本部を置き、企画、設計開発、製造、品質管理、販売、アフターサービスまで完結する一貫体制をとり、主にヨーロッパ、アメリカ、日本の大手照明メーカーやホームセンターへOEM供給、または自社ブランドで販売を展開している。1979年創業以来、赤外線センサーやセンサーライトのパイオニア企業として、一貫して培ってきたセンシング技術がLumiqs MB-400の性能を可能にしている。

同社では今後、販売を強化するため代理店網を積極的に構築していく方針だ。「高天井用LED照明は多くのメーカーが競合しており、価格競争がますます激しくなっています。センサーで必要な時だけ点灯するLumiqs MB-400により、単に価格だけではない独自の提案が可能になります」と樋口氏は販売面での優位性を強調する。省エネニーズが高まる倉庫や工場で、照明の電力の90%削減も可能となるLumiqs MB-400。長年培った世界レベルの品質を持つ、独自のセンシング技術が存分に活かされている。

【高天井用LEDセンサーライト Lumiqs(ルミックス)MB-400について】
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アイキュージャパン株式会社 アイキュージャパン株式会社
〒520-3031
滋賀県栗東市綣6-12-7




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