1MのO&Mが調査から報告書まで中2日で可能(2ページ目)

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数日でチェック~レポートまで作成

グラウンドステーションとアンテナボックス
グラウンドステーションとアンテナボックス

太陽光パネルのメンテナンスでは、すべてのパネルを洗浄するという方法もあるが、それではコストも時間もかかってしまう。そこでスカイロボット社が提案するのが、「SKYSCAN®」でホットスポットを見つけ出し、発電効率が落ちる手前で保てるよう必要箇所だけを「SOLRIDER®」で洗浄することで、コストも時間も削減できる「SKYCOMBINATION®(スカイコンビネーション)」というサービスだ。

清掃ロボット「SOLRIDER<sup>®</sup>」
清掃ロボット「SOLRIDER®

通常1メガの発電所では測定からレポーティングまで二週間ほどかかる場合が多い。スカイコンビネーションは、独自に開発したソフトウェアを用いてグラウンドステーションで自動解析するため、その後のチェックを含めて中一日か二日でのレポーティングが可能だ。洗浄も、汚れている部分のみおこなうため、丸一日あれば終わる場合が多く、太陽光パネルのメンテナンスとしては驚異的なスピードである。

スカイロボット代表取締役 貝應大介氏
スカイロボット 代表取締役 貝應大介氏

また、定期的な検査によってデータを積み重ねれば、ホットスポットがどのような原因で発生しやすいかを分析することができ、将来的にどのくらいの頻度で洗浄すればいいかがわかってくる。また、パネルの取り換え時期はいつ頃になりそうかなどの予測の他、パネルの設置場所の見直しなどの提案なども可能になる。

赤外線カメラによる画像
赤外線カメラによる画像

スカイロボットでは、このシステムを導入するパートナー企業を、年内50社を目途に増やしていく予定だ。そのためのスクールも開催し、パートナー企業にドローンの操縦や赤外線カメラなどについて基礎から教えている。導入企からはO&Mのサービスアイテムが拡大し、他社との差別化につながるなどの高い評価を得ているという。

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