現場にあわせすぎた?!太陽光低圧システム

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大手モジュールメーカーJA SOLARが、徹底的に現場にあわせることで、ムダなく、効率良く発電できる太陽光発電所のパッケージ販売が好調だ。FITの買取価格が下落を続けるなかで、収益を確保するためには、施工の効率性などによる初期費用をおさえる工夫や、現場の地形や日照条件などの状況を、より細かくシミュレーションすることなどが必要だ。それらを徹底的に、現場にあわせた設計で収益を保つことを目指した『産業用低圧システム』について、現場からの意見や要望を踏まえた声を、販売代理を行うフジテックス社の太田一生部長に聞いた。

「『FIT改正後、太陽光ではもう収益あがらないよね?!』というご相談を頂くことが多いのですが、丁寧に考えれば充分に収益が上がるんですよね」と太田氏。

確かに、FITの買取価格は年々下がってきているのは事実だが、仕入れも同時に下がっているし、発電効率はあがっている。また何と言っても、ムダなく効率的な設計を丁寧に行うノウハウや技術も高まっており、それらを総合的に考えると充分に利益がでるということだ。

その中でも、同社に引きあいや相談が増えている、JA SOLAR社の産業用低圧システムについて解説する。

効率の良い土地活用をご提案

JA SOLARの低圧産業用システムは、モジュールメーカーが開発したシステムでありながら、実に融通のきいたシステムといえる。例えば、下の表からも分かる通り、自社製品以外にも、複数メーカーのパワコンを取り揃えており、選択が可能になっている。

現状にあわせたパワコンを選択できる
現状にあわせたパワコンを選択できる

4段2列以上であれば、様々なサイズに対応可能!

さらに、本システムでは様々な土地にカスタマイズできるということが最も大きな特長の1つといえる。

比較的整った形状の土地の場合には、土地のスケールを生かして大きなサイズで設置が可能になる。この場合は、4列25段、4列30段などで設計可能。しかしながら、これから施工する案件の場合、整った形状の土地は少なくなりつつあるのも現状。そこで、複雑な形状の土地の場合、4列2段や4列5段などの小さなサイズを、土地形状に合わせて設置することを可能にした。土地の形状に合わせて太陽光発電システムを設置できるので、効率の良い土地活用が実現する。

パッケージ

現場の状況によって設置スペースがかわるため、列を自由に設定できる。
現場の状況によって設置スペースがかわるため、列を自由に設定できる。

例えば、下図の右、オレンジ色のケースを見て頂くと分かるが、4段をくずさなければ、3列、8列、17列、24列...などを組み合わせる事ができる。

設置枚数や地形によるレイアウト例
設置枚数や地形によるレイアウト例

世界有数のモジュールメーカーであり、セルの原料となるウエハから、モジュール生産、システムまでを一貫して行なうJA SOLARだからこそ、太陽光モジュール部分については、品質面・価格面ともに充分な質を担保している。さらに、不足の事態に備えた保険も国内最高レベルで、安心した発電事業が可能だ。

「日本のエネルギーミックスにとって、まだまだ太陽光は必要だ、という思いもありますし、それ以上に、発電事業者として充分に収益を得ることも充分に可能だということを知って頂きたいし、再エネに取組みたい方には収益面のみならずメリットを提供したい」と太田氏。まずは、シミュレーションのご相談は気軽に相談をして欲しい、とのこと。

「特に、以前一度シミュレーションして、あきらめてしまっているような方にも、ご相談頂いて、ご満足して頂くケースも少なくありません。」

そういう意味では、このシステムは『現場に合わせ過ぎ』(太田氏)と言えるかもしれない。

具体的なレイアウトや収支のシミュレーションについて希望する方は、下記の緑ボタンよりお問い合わせを。

【詳しいお問い合わせ・見積依頼はこちら】
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発売元
JAソーラー・ジャパン株式会社
販売代理店
株式会社フジテックス

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