カンタン設定!低コスト・高品質の発電所遠隔監視システムの決定版
2010年に上海で創業、2014年から日本市場に太陽光発電所の遠隔監視システムを提供しているTAOKE。同社の「SmartPV」は18カ国・6,000以上の発電所に導入されており、3GWを超える監視容量を誇る。世界で評価されるSmartPVの強みを、同社の烏鵬飛氏が解説した。
実際の不具合を検知した事例をまとめた講演資料を環境ビジネス限定で 無料ダウンロードできます。

創業8年で全世界3GW超の監視容量を達成
TAOKEは、太陽光発電とITの専門技術者によって設立された太陽光発電遠隔監視専門のサービスプロバイダーだ。本社のある中国では、創業から短期間で国家プロジェクトに参加したり、国内シェア1位を獲得したりと、着実に実績を積み重ねている。日本では、法人設立から4年で販売台数が3,000台を超えた。

同社の遠隔監視システム「SmartPV」の最大の特長は、詳細なモニタリングと導入コストの低さ。「安定した発電量を維持するには、各機器のきめ細かなモニタリングが不可欠。SmartPVはパワーコンディショナごとに直接詳細情報を取得できるため万一の際も早期に異常を発見でき、発電量の安定に寄与する」と烏氏は強調する。
SmartPVはロガー装置と3G通信機能、10年間の通信費まで含んだパッケージ製品であり、低コストでの導入が可能な点も魅力。OSの組み上げから基盤の設計・製造まで一貫して手掛ける同社ならでは強みといえるだろう。
スマホだけで設定完了!手軽さと多機能を両立
他のサービスと大きく異なる点は、スマホでQRコードを読み取るだけで設定が完了すること。烏氏は「野外にパソコンを持ち出す、通信の専門知識が必要といった点が設置時の課題。解決策としてこの仕組みを開発した」と話す。

取得したデータはスマホアプリやパソコンなどで確認でき、もし発電所で異常があってもさまざまなデバイスでアラートを受け取れる。「パワコンは万一止まってしまうと発電もストップしてしまう重要な機器。SmartPVはクリックひとつで状況が確認できるため素早い対応が可能になり、問題を最小限に抑えられる」と烏氏。パワコン一台一台の状況を監視できるため、一部のパワコンが止まっているのか、全部のパワコンが止まっているのか、または通信のエラーでデータが取れないのか、など状況を細かく把握できる。さらに、複数のアカウントを使い分けることができ発電所を複数持つ場合も効率的な監視が可能だ。
そして、対応パワコンの種類が多いこともSmartPVの強みだ。「国内外で流通するパワコンメーカー30社・400機種に対応しており、新機種にも発売から約2週間で対応できる」と烏氏は胸を張る。また、東北や九州エリアでの出力制御に対しては出力制御装置を後付けする場合が多いが、主要メーカー4社のパワコンに対応するパッケージがあることも嬉しい。
きめ細かなアラートで導入先からも満足の声
烏氏によると導入先からは「さまざまなトラブルを検出できるので、早期に対応できた」と評価する声が多いという。例えば、連系中発見したストリングの接触不良、連系後発見したパワコン設定のミスやストリングの断線などを検出した例がある。

「オフラインのアラートも出るため、ケーブルの盗難といった異変も早期に発見できる」と烏氏は話す。大切な発電所を守るのはもちろんのこと、長期的な安定稼働にも大いに役に立つ製品だ。
※実際の不具合を検知した事例をまとめた講演資料を環境ビジネス限定で無料ダウンロードできます。


※6月20日より開催されるPV Japan2018の出展ブースでは実機も見ることができます。(ブース番号:P-0303)

〒141-0031
東京都品川区西五反田1-17-1 第二東栄ビル4F
TEL:03-3490-6518