今知るべき!住宅・ビル・施設のスマート化【東京】AI・スマート住宅EXPO
AIが搭載された家電や住宅設備が増えている昨今、住宅の『スマート化』が急速に進んでいる。2018年12月12日(水)~14日(金)の3日間にわたり東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「第1回 AI・スマート住宅EXPO」は住宅・エネルギー分野の最新製品・サービスが一堂に会する、他に類をみない展示会。住宅業界に押し寄せるスマート化の波に取り残されないためにも、要チェックだ。
住宅設備・機器のスマート化が「暮らし方・住まい方」を変える
12月12日(水)~14日(金)の3日間にわたり、東京ビッグサイトを会場に開催される「第1回 AI・スマート住宅EXPO」。「第3回 住宅・ビル・施設 Week」内で初開催されるもので、業界の注目を集めている。
パナソニックやソーラーフロンティア、トリナ・ソーラー等の出展が決定しており、IoT製品、ZEH関連の機器・設備やHEMSなど住宅のスマート化を実現する製品・サービスが展示される予定だ。
特徴的な製品の一例としてはリンクジャパンの「スマートカーテン」や日栄インテックの「スマートミラー」が挙げられる。前者はスマートフォンやスマートスピーカーと連動して自動的に開閉するカーテン、後者は鏡面にその日の天候やニュースなどを表示できる製品だ。
住宅設備や家電が情報機器と接続されることで、朝の時間ひとつとっても、暮らし方が大きく変わることが想像できる。
また、今回の「第3回 住宅・ビル・施設 Week」では、日本をはじめ、アメリカ、イタリア、ロシアなど15カ国から410社が出展する。普段なかなか目にすることのない製品を実際に手にとることのできる貴重な機会にもなる。
「第3回 住宅・ビル・施設Week」内で同時開催している「第1回 施設リノベーションEXPO」では、事業主・法人施主向けの「建築家との相談コーナー」が設けられる。建築家50名が出展予定で、住宅・施設のリノベーションや新築設計などの具体的な相談をすることができる。
他にも、「第3回 スマートビルディングEXPO」には、BEMSやビル向けIoTなどが出展、「第3回 高性能 建材・住設EXPO」には、リフォーム材や販売支援システムなどが出展する。
展示会場では各社が商談ブースを設けており、技術・サービスの開発者と直接話すことも可能だ。仕入れの商談だけでなく、技術的な問い合わせや提携・協力の相談などの場としても活用でき、自社のビジネスの新たな展開を求めている方にも絶好の機会となる。
専門に特化した多数のセミナーでより深い情報収集を
住宅・ビル・施設の各テーマに特化したさまざまなセミナープログラムが準備されていることも本展の大きな魅力。
たとえば「IoT住宅の最新技術と将来ビジョン」「激変する住宅リフォームの将来展望」といった今後の市場を読み解くものから、「LINE Clova によるスマートホームへの取組み」といった異業種からの参入動向を知ることができるものまでさまざまな演題があり、今後の住宅ビジネスで生き残るヒントを得る機会になるだろう。
最先端の家づくりに欠かせない場としておすすめ
ZEHがこれからの住宅の標準となる流れのなか、住宅・エネルギー産業にかかわる方にとって情報収集・商談に最適の場となる本展。事務局は「AIやIoTといったデジタル分野は住宅と縁遠いと考えている方もいらっしゃると思いますが、時代は住宅のスマート化・ゼロエネルギー化が標準となる方向に向かいます。特に住宅建築にかかわる皆さまにご来場いただき、これからの家づくりに役立てていただければと考えています」とコメントしている。
なお、「第1回 AI・スマート住宅EXPO」への入場には招待券が必要なので、事前に申込んでおくことをおすすめする。
住宅・ビル・施設Week 事務局リード エグジビション ジャパン株式会社
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