資産としての太陽光発電を考える 重要なリスクヘッジ

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脱炭素への動きが世界的に進むなか、大企業を中心に再エネ導入が活発だ。コストや発電効率に注目しがちな太陽光発電。しかし、導入の際に忘れてはならないのが、資産保護とリスクヘッジの重要性。ここでいう資産とは太陽光発電システムはもちろん、太陽光発電システムを搭載した建物も含む。欧米の厳しい安全基準やレギュレーションをクリアし、グローバルトップの採用実績を誇るソーラーエッジのソリューションなら、資産保護の観点からも大きなメリットがある。

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世界的な脱炭素化への動き

脱炭素化の流れは、SDGsなどのイニシアチブにより世界的に強化されており、RE100の加盟企業などを中心に、企業の再エネ導入が活発になりはじめている。

アメリカ、オハイオ州にある、Hondaの自動車工場の屋根上に設置されている太陽光発電設備(335kW)

ソーラーエッジのインバーターソリューションが導入されている、アメリカ、オハイオ州Hondaの自動車工場(335kW)

日本の企業でも、ESG投資の影響を受け、脱炭素化や環境経営への意識が高まっている。企業が太陽光などの再生可能エネルギーを活用し、地球温暖化対策や脱炭素化への対応を行うことで、『炭素フリー社会』を実現する取り組みは、企業価値の向上につながると考えられ、投資家にも評価されている。

太陽光発電システムの導入を検討している大手企業は、発電所自体が低価格かつ高効率であるだけでなく、保守が容易であることや、事故のリスクを低減し、災害時に安全なシステムを求めている。ここでの重要なポイントは、太陽光発電所を自らの資産の一部として管理し、維持する方法である。

ソーラーエッジのDC最適化インバータソリューションは、欧米の厳しい安全基準やレギュレーションを満たす。発電効率では世界トップクラスの実績を有しており、他のインバータソリューションと比較して大きな利点を提供している。多くの企業が同社の製品を採用する理由は、『優れた安全機能』にある。

徹底した安全性の追求

設置された太陽光発電システムは、20年以上発電を続ける必要がある。そのため保守が容易であるだけでなく、火災などが発生した場合、安全性に優れたシステムを選択する必要がある。

太陽光発電システムを自社に設置している企業は、太陽光発電システムからの出火はもちろん、太陽光発電システムが建物の火災におよぼす影響も考慮しなければならない。欧米では保護強化のために、火災が発生した場合に備えて、太陽光発電システムに厳しい規制が施されている。

例えば、太陽光発電システムが倉庫または工場の屋根に設置されるケースでは、火災が現場で発生した場合、パワコンの電源はオフに切り替えられても、屋根上のソーラーパネルはパワコンに通じるケーブルに電気を供給し続ける。したがってこれは、消火活動に重大な支障をきたすおそれがある。

こうしたことから、発電システムに関する専門家や電気工事関連の専門家、そして保険会社などが、世界中の太陽光発電安全規範の策定に協力して取り組んでいる。

例えば、ドイツなどでは、火災等で機器の絶縁性が機能しなくなり、危険なレベルの接触電圧が生じるのを防ぐための安全規格が導入されている。

また、『アメリカ電気工事基準 2017 年版(NEC2017条項)』には、屋根上の太陽光システムの直流電圧を迅速にシャットダウンする機能を要求する項目がある。これは、太陽光発電の設置作業者、保守作業者などに加え、消火活動中の消防士が感電するリスクを低減させることが目的。太陽光アレイから1フィート(30.5cm)を超えて外側にある直流配線を、30秒以内に30ボルト以下に低減させる必要があるというものだ。ソーラーエッジのソリューションは、こうした各国で導入される安全性の規格をすべて満たしているのだ。

この高い安全性を担保する技術が『SafeDC TM』。パワコンまたはAC電源がオフになった際に、DC電圧を安全なレベルまで低減する。これにより、設置中の太陽光発電システムや保守点検時の安全性が向上し、また火災の場合には、消防士や建物内の人々を守ることにつながるのだ。同社は『SafeDC TM』が組み込まれた製品を、今後、日本市場で展開していく構えだ。

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ソーラーエッジは、スマートエネルギー技術のグローバルリーダーとして、世界クラスの技術的能力とたゆまざるイノベーションへの集中により、われわれの生活にエネルギーを与え未来の進歩をもたらすスマートエネルギーソリューションを創り出します。
ソーラーエッジは、太陽光発電(PV)システムにおける電力の取り出しや管理方法を変革したインテリジェントなパワーコンディショナソリューションを開発しました。DC最適化パワーコンディショナソリューションは、太陽光発電システムのコストを削減し、発電量を最大限に引き出します。
さらにスマートエネルギーを推進し、太陽光発電、蓄電池、EV充電器、バッテリー、UPSやグリッドサービスソリューションなど、幅広くエネルギー市場に対応していきます。詳細については、solaredge.com/jaをご参照ください。


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