夢と野心を持つ技術系人材を求む!

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脱炭素社会実現へ向けた動きが強まるなか、不安定な再エネ電力を吸収する蓄電池への注目が高まる。2018年に設立したTAOKE ENERGY(東京都港区)は、世界シェアトップレベルの蓄電池メーカーCATL社(中国)とパートナーシップを組み、再エネを支える蓄電池システムを提供する。世界展開も視野に、今後、従業員200人以上を目指し成長を続ける同社が求める人材とは…。

TAOKE ENERGY株式会社 代表取締役の陸 劍洲氏
TAOKE ENERGY株式会社 代表取締役の陸 劍洲氏

◆蓄電池は“なくては困る”時代へ

TAOKE ENERGYは、世界をリードする新エネルギー革新技術企業であるCATL社と強固なパートナーシップを結び、日本市場向けに産業用蓄電池と系統用蓄電池システムを開発・提供する。

代表取締役の陸 劍洲氏は、「当社はグローバル企業ですが、日本市場を非常に重視し、優秀なメンバーからなる強固なチームを組んでいます。市場調査とヒアリングを通じ、日本市場の特性に合った最適なソリューションと柔軟なサービスを提供しています」と話す。

日本では、2050年のカーボンニュートラルへ向け、2030年までに再エネ比率を36~38%に高める目標を掲げている。それに伴い注目度が高まっているのが蓄電池。蓄電池はいま、“あったらいいな”から、“なくては困る”時代へと突入している。

蓄電池は電力ビジネスにおいてなくてはならないものに(出所)TAOKE
蓄電池は電力ビジネスにおいてなくてはならないものに(出所)TAOKE

特に、発電した電気を貯め、必要な時に放電できる〈系統用蓄電所〉の開発は、国も後押しする、太陽光発電に次ぐ“次世代の再エネ事業”。TAOKE ENERGYでは、2024年度内の系統連携に向け、大手企業と提携し、19MWhの〈系統用蓄電所〉を建設中。高圧/特別高圧蓄電所の開発に対し、適地探しから系統連携申請、収益シミュレーション、造成、工事、蓄電池調達、系統連携、O&Mまで、投資家や企業へワンストップソリューションを提供する体制を整える。

「電力改革は次の段階へ向かっています。これは大きなチャンスです。電力の一次調整、二次調整、三次調整と、調整の頻度が多くなるなかで、戦略的に蓄電所の開発を進めていきたいと考えています」

◆ワンストップのソリューションで
顧客に安定的な収入をもたらす

系統用蓄電所、自家消費、PPA、BCP(事業継続計画)、VPP(仮想発電所)、DR(デマンドレスポンス)、FIP(Feed-in Premium)、蓄電池併設型太陽光発電システムなど、困りごとは顧客によって様々。TAOKE ENERGYでは、多種多様なニーズに応えるため、〈系統側〉〈需要側〉〈発電側〉の3つの市場に分け、臨機応変な蓄電システムソリューションの提案に取り組んでいる。

〈系統側〉に対しては、高圧・特別高圧の系統用蓄電池システムを提供。顧客の各電力市場への参入による“収益の向上”、出力制御・周波数変化抑制による“系統安定化の実現”、再エネ電力の有効活用による“脱炭素社会への貢献”、ブラックスタートによる“防災対策”などに貢献する。蓄電池、PCSなどがパッケージ化されており、従来の10~20tのコンテナ型と比較し、7tトラックでの配送が可能で、大幅に物流の効率化が図れることも特長の1つ。

〈需要側〉に対しては、自家消費、BCP防災、PPA(オンサイトPPA)、ピークカット&ピークシフト、VPP、オフグリッドなどのニーズに対応する。産業用蓄電池については、幅広い容量範囲に加え、自社開発の統合制御・遠隔監視システム『EMS+SmartOM』を標準搭載することで、顧客の多様なニーズに応じたカスタマイズを実現している。

〈発電側〉には、オフサイトコーポレートPPA、再エネ電源出力の安定化、FIP売電などに向けたソリューションを提案し、事業者の収益向上や脱炭素化に貢献する。

「ワンストップのソリューションを提供し、お客さまに安定的な収入をもたらす。長期的には、日本政府の提唱するカーボンニュートラルの実現に貢献していくことが、当社のビジョンです」

蓄電池導入の4つのメリット(出所)TAOKE
蓄電池導入の4つのメリット(出所)TAOKE

◆会社と共に成長していける人材を…

今年は契約数が、設立以来最も多かったという同社。業務は過去の2倍に膨れ上がっている。来年は製品の引き渡し数量が最も多くなり、売上も8~10倍に伸びる。会社の成長に伴い、優れた人材を増やすことは喫緊の課題。同社では特に、技術系人材を求めている。

「市場調査やヒアリングのできる技術系人材、プロジェクトを推進するプロジェクトマネージャー、アフターサービスのできる技術系人材。開発系の蓄電池に特化した専門人材も求めています。また、〈系統用蓄電所〉の開発という意味では、今後、金融機関との連携が増えることが予想されるため、金融の知識に長けた人材も必要です」

平均年齢の若いTAOKE ENERGYは、“生き生きした元気な会社”。

「従業員のキャリアと会社が共に成長・発展していけるような社内風土の醸成に力を入れています」

日本市場に注力するTAOKE(出所)TAOKE
日本市場に注力するTAOKE(出所)TAOKE

福利厚生も充実しており、チームワークを育むため、定期的な会食や社員旅行も行う。2024年12月には、社員全員参加の沖縄旅行も計画しているという。

社としては今後、日本市場だけでなくグローバル市場での製品販売、サービス提供を広げていくことも視野に入れており、まずは、東南アジア、欧米市場、オーストラリアの3地域への支店進出を目指している。

「ここ3年のターゲットとして、売上年間300億円以上、従業員200人以上の規模への成長を目指していきます。これからの発展へ向け、“夢のある人”“野心のある人”“自分で考えられる人”に来ていただきたい。お互いに高め合い、会社と共に成長していける人材を求めています」

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TAOKE ENERGY株式会社
〒105-0012
東京都港区芝大門1-11-4 コマツビル3階
TEL:03-6453-8666
FAX:03-3578-7088
お問合せ:https://www.taoke-energy.com/contact.html



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