【無料公開】環境ビジネス特別号2023年9月『本気で挑む脱炭素経営』

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2023年9月13日(水)から同月15日(金)の3日間、幕張メッセで行われたエネルギー業界最大級の展示会「スマートエネルギーWeek」。同展では約38,000人が来場。会場では『環境ビジネス特別号 本気で挑む脱炭素経営』を配布した。今回は、環境ビジネスオンライン限定で、展示会で注目されていた企業の紹介とともに、展示会場で配布した特別号を無料公開する。

注目企業(1)
パーソルプロセス&テクノロジー

脱炭素化の実行をサポート

AIなどの最新テクノロジーを活用して企業を支援するパーソルプロセス&テクノロジー。ブースではCO2排出量算定支援や算定ツール導入支援などの「脱炭素経営サポート」や脱炭素に関する「サービスの開発・運用支援」を含む『GXコンサルティングサービス』を紹介。企業によって取り組み状況が異なる中、計画策定・算定の実行・研修といった段階別のサービスを提供し、脱炭素経営に向けたトータルサポートを行う。支援先はプライム上場企業を中心に30社を超える。

例えばサプライチェーンの算定支援であれば、計画段階では対応方針の検討やシナリオ分析、また収集データの精査や関係者への対応・算定の実行・対応マニュアルの制定といった具体的に推進するための実行力を含めたサポートが特徴だ。

「ノウハウやリソースの不足による脱炭素推進のお悩みがあれば、お気軽にご相談ください」企業に寄り添う姿勢を見せた。

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注目企業(2)
スキルアップAI

ワンストップのGX教育

GX人材育成サービスを展開するスキルアップAI。ブースではGXを体系的に学べる講座や基礎知識を測る「GX検定」など、企業のGX推進をワンストップでサポートする『スキルアップグリーン』を紹介していた。検定は専門性のレベルに合わせて3段階、講座は入門から実践までカバーする6種類(計50時間)のカリキュラムなど、コンテンツの豊富さが特徴といえる。

※「GX検定ベーシック」は2023年9月26日に環境省「脱炭素アドバイザー ベーシック」資格取得の認定を付与された。

「実践的・体系的なカリキュラムで、守りから攻めまで企業に必要なGX教育をトータルでカバーしています。GX検定は、脱炭素経営に欠かせない知識・スキルを証明する、全ビジネスパーソン向けの唯一の検定試験です」担当者は語る。

ブースには製造業やエネルギー関連企業を中心に幅広い業種の方が訪れており、注目と関心の高さがうかがえた。

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注目企業(3)
関西電力

社会全体のゼロカーボン化を目指す

企業や自治体のゼロカーボン達成に向けた様々なソリューションを展開する関西電力。今回の展示では、CO2排出量の見える化をはじめ、AIによってエネルギーマネジメントを最適化する『SenaSon』、モビリティソリューション、海外ソリューションなど、企業のゼロカーボン化実現に向けた取り組みを幅広く紹介。これらは、企業の脱炭素経営への取り組みのフェーズや現状に合わせて計画策定から具体策の実行に至るまでをカスタマイズする、『ゼロカーボンパッケージ』として提供している。

製造業を中心としてソリューション採用を検討する企業のほか、アライアンス・協業を希望する蓄電池メーカーなど、多様なブース来場者も印象的であった。

企業経営にも関わる脱炭素への取り組みを後押しし、社会全体でのゼロカーボン達成を目指す展望を掲げていた。

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環境ビジネス

環境ビジネス編集部は「スマートグリッドEXPO」に出展し、展示会特別号を配布した。ブースには脱炭素経営を進めるために情報収取する製造業や上場企業の方が訪れた。「これから始めたい」「すでに手を打っているが、次の一手となる最新情報を掴みたい」といった声が聞かれた。環境ビジネスが主催する動画講座「脱炭素ビジネスライブラリー」をはじめとした「脱炭素ビジネス研修」への注目・関心が非常に高かった。

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